夢が勝手にかなう脳 (講談社BIZ)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062821186

感想・レビュー・書評

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  • 精神世界系の話かなぁ?と思いきやA次元で物事を考えることによって夢を叶えやすくする、ゴールへ向けての目標のたてかた方がリアルになると、初めて聞く考え方なのに科学的に説明されていて納得してしまう。成功している人のほとんどが生まれながらにして一般の人より恵まれている環境にあるにも関わらず、それを棚にあげてすべて自分の努力で成し遂げたように語る人が多いけど苫米地さんは自分はいわゆるおぼっちゃん育ちで祖父や父と同じような道からは外れて一見ちょっと変わってると言いたくなるような研究をしているところがおもしろい。他の著作も読んでみたい。☆6つ。

  • ”京都・阪急大宮のBOOK 1stにて購入。苫米地英人さんの本、あまりにも大量に発行されているのでやや敬遠していたが、1冊くらいは読んでみようと。
    ---
    T:
    P:
    O:
    ---
    <読書メモ>”

  • 抽象度を上げて状況を俯瞰的に見る。こっちの戦略とあっとの戦略の双方を把握することができるようになり、思うように戦局を動かせる。
    そうするようになるためには、意識を物理次元より上の抽象度-「A次元」にまでコンフォートゾーンを上げることが求められる。
    情動をコントロールするために、自分の恐怖に対して「負けないトレーニング」を意識的に積む。不安などに負けないトレーニング!自分の役割を果たすために自分はどうするのか、しか考えない。将来に不安を感じない。
    人の話をビジュアル化して聞くようにする。

  • ・・・ちょっと、本書には心を開けなかったな。
    精神世界すぎて。
    人生を俯瞰して眺めることは大事なのだと思うのですが、
    抽象化しすぎて、なんだか宗教のようで。

    「怖いものがない」っていうのも、
    幽霊が怖くなくなる方法はあると思うのですが、
    目の前にレイプ犯がいたら怖いし、
    怖いものって、この世界からなくならないと思ったんですね。

    でも、なかなか面白い視点だったので、
    他の著作も読んでみてもいいかな、って思いました。

  • 面白い内容だし、共感が持てる部分もあるのだがどうも読んでいてスッキリしない部分がある。でも、本のなかで思考の抽象度を上げるための方法として「1日1度は空を見上げよう」というのがある。空を見る生活、とても大事だと思います。

  • 〈本から〉
     「A次元」とは? 
      4次元空間に規定された物理次元の上にある
      抽象次元の宇宙のことです。抽象(Abstract) 
      次元を略して「A次元」といいます。個人の
      思考と情動は、脳を通じて、この時間も空間も
      超えた「A次元」に広がっています。もし、
     「A次元」が存在しなければ、人間はものごとを
      パターン認識する能力をもつことができません。

      目に見える物理空間での目に見える成功は、
      実は物理空間よりも抽象度の高い「A次元」 
      空間が規定しているのです。

      「人の思考・情動はその物理空間(物理次元)
      とは全然違うA次元にまで連続的に広がっている」

      人間に何かをパターン化して認識する能力が
      備わっているということはすなわち、A次元
      という高い抽象度があることの証明でもあるの
      です。

      「物理次元はA次元の写像である」
      
      もっとも大事なのは、自分の行動基準を
      「やりたいか、やりたくないか」「好きか、
       嫌いか」で決めることです。
       (略)
      仕事をはじめとするすべての行動は、自分の
      「want to」でなければいけません。

      A次元の抽象度の高いゴールにリアリティを
      感じることができれば、視界を遮る何物も
      ないなかで、言い換えればスコトーマ
     (認知に盲点が生じること)が完全にはずれた
      状態で、自分の役割が「見えて」いる。

      高いゴールにリアリティを抱けるように
      なっていれば、「未来の自分」が幸せで
      あることを知っています。
      
      一日に一度は空を見上げ、物理空間に生きる
      自分を俯瞰しなさい。そうして、意識をA次元
      空間に広げて、自分のやるべきこと、やりたい
      ことを考えなさい。

      話はビジュアル化して聞く。周りの事象を
      五感でとらえる。

      五感による書き換え情報と臨場感が、ちゃんと
      リンクする。

      同時にたくさんのことを考える、全てを
      並列的に行う。(略)
      最大のポイントは、「超並列思考」にあります。

      これを見ると「最高に気持ちがいい」何かを
      持つ

      

      
      

  • またまた苫米地さん節炸裂。

  • 4次元空間を超える抽象次元の情報宇宙であるA次元が存在し、その次元に立って物事を考える(俯瞰する)ことによって、敗北主義から、夢を叶えるという成功への道を熱く語っています。金融資本主義の洗脳により、失敗という恐怖に毒されており、それを消去する!ということは確かにそのような面はあるようにも思いますが・・・。少し宗教がかった脳科学者のようですが、神はいない、啓示はない、A次元に触れることによって啓示と受け取るというのが主張です。しかし、「失敗は論理的にあり得ない」という著者の説は説得力がありますし、プラス思考として素晴らしいものです。「とことん成功する人は、一見マイナスの結果に思えることがあっても、その現状をベストだと捉えます」これは大賛成です。「超ひも理論」では物理学的に11次元まであるという説明も紹介されておりこれも興味深いです。

  • この本の中で、日本人はどうも「人に順位をつける」のか好きで、
    誰かと比べて自分の方がちょっと上とか下とか考えて安心したり落ち込んだりしたりする傾向にある、と言うことに共感したと共に、こんなことを考える必要が全くないことを再認識した。
    人を比べる様な相対的な見方と言うの物の見方はバカげてて、自分の中での絶対評価も言うのを考えた方が幸せになれるんだからそこを考えるべきだと感じた。

    それと、苫米地さんがよく使ってる「抽象度を上げる」と言う言葉があって、
    この抽象度を上げるトレーニング方法が散りばめられて書かれた本。

  • 夢へと勝手に動き出す脳を作る考え方が書かれている。
    しかし、ちゃんと勉強してね。っていうメーセージが爽快。
    A次元空間について、どの本より詳しく書かれてあり良かった。
    このくらい解らないと、脳は勝手に動いてくれません(^^);
    第4章は著者の経歴や日常についてで、自ら成功のモデルを買って出る所など愛嬌があっていいね〜。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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