爆笑問題のニッポンの教養 タイムマシンは宇宙の扉を開く 宇宙物理学

  • 講談社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062826051

感想・レビュー・書評

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  • 普段なら手に取らない分野の本を読んでみた。

    タイムマシンが実現しては困る理由は、因果の法則が成立しなくなるから。説明を聞いて納得した。

    宇宙について解明できてるのは、4%。まだまだわからないことだらけなんだな。

    自分も、もっといろんな分野の本を読んで、視野を広げないとと思った。

  • 大好きな佐藤先生と爆笑問題の対談。相対論と量子論は、相性が悪いのか。タイムマシンはタイムマシンを作った時刻より過去には戻れない!?物理学者は観察者であって、創造はできない(最初からある法則をただ見つけるという事か)201410

  • そんなにタイムマシンのことが書いてない。雑談が多い。ちょっと残念。

  • 137億年前ビッグバンの直前に一旦宇宙が急激に膨張したことを理論上説明(インフレーション理論)したことが、後に観測データから事実と認められた宇宙物理学者 佐藤さんのお話。世界のエントロピー(無秩序、乱雑さ)は増大し続けてるが、宇宙は加速度的に膨張してるので逆に薄まってるそうです。
    相対論、量子論とは何ぞや?アインシュタインの夢って?と好奇心を刺激されました。

    直感ですけど、宇宙はひとつの泡だと思います。泡の中に銀河があり、地球がある。宇宙の周りは水のようなもので埋め尽くされてて空気のようなものが入り泡が生まれる。これが宇宙。若しくは水面の泡と我々の宇宙が繋がってる。もしかしたら眼前の水面の泡が生まれて消える一瞬にも、その泡の中の時間概念では永い時間があり、ひとつの宇宙が誕生し消滅したのかもしれない。…と空想。

  • 宇宙物理学者との対談。
    難解ですの断りがあるとおりの、話がまとまらずにどこにいくのかわからない回である。内容としても、ちょっとタフかも。

  • タイムマシンとか宇宙とか浪漫ある話満載。
    漫画の中の空想でしかなかった世界が、人類の夢へと変わり、いつか現実のものになる日が来るのかもしれない。
    ただ話がややこしい分、それを理解するのもなかなか難しい。

  • [ 内容 ]
    137億年前、「無から創生」された宇宙は、いまでもどんどん膨張している。
    インフレーション理論、ダークエネルギー、四つの力…統一理論は可能なのか。

    [ 目次 ]
    プロローグ 初めての本郷
    第1章 タイムマシンって、作れるんですか?
    第2章 宇宙はどんどん膨張している
    第3章 宇宙のはじまりって、いつですか?
    第4章 「時間」っていったい何ですか?
    第5章 人類の未来は明るいですか?

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

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    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 宇宙って本当に難しいな~と思う本でした。誰もが気になるような宇宙の謎のことが書いてあって、読んでいて難しいけれど、とても興味深い本でした。このテレビ番組はたまにみることが、爆笑問題の二人は様々なジャンルのことについて幅広く手をのばしているのが、本当にすごいとこの本を読んでいてなぜか思ってしまいました。この本は難しいけれど自分が知りたいことが書いてあるし、やっぱり理解してみたいから読んでしまう魅力のある本だなーと思いました。

  • 科学を追求すればするほど、今までの科学は実はほとんどわかっていなかったということがわかる、という話を受けて、だからこそおもしろいんだという太田の意見に共感する。宇宙論とは実にエキサイティングな学問だと思う。
    太田がどうしても納得できなかった一点、宇宙の法則を解明するだけで満足せず、法則を創造する側にまで行って欲しい。という意見。佐藤教授がそこは頑として受け入れなかったという事で太田としては不満なのだが、ぼくは佐藤教授の考え方のほうに共鳴できる。人間にも創造性は発揮できると思うが、でもそれは宇宙の法則の中にあってこそのことであって、だからつまらないとは思わない。宇宙は人間の想像力を遥かに凌駕するほど神秘に満ちていてそれに対しては畏敬の念を払わずにはいられないからだ。
    佐藤教授はとてもロマンティストだと思う。他の著作もやさしく読みやすく書いてくれており、専門知識がなくとも楽しめるものが多い。これからも宇宙の神秘を伝えて欲しい。

  • TV番組「爆笑問題のニッポンの教養」の内容を書籍化したもの。宇宙物理学の研究者を取材しています。タイムマシーンは理論の上ではできるから困っているであるとか、それぞれ重要な理論である相対論と量理論の相性が悪いであるとか、約137億年前に(無から始まった)宇宙がインフレーション期を経て膨張し、ビックバンを経験した後も現在に至るまで膨張しているなど、実際に理解しようとすると難しい分野の話ですが壮大で興味がもてました。また最先端であるがゆえに不確定な部分もあって深かったです(2008.1.27)

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著者プロフィール

一九六五年埼玉県生まれ。八八年に田中裕二と「爆笑問題」を結成。二〇一〇年初めての小説『マボロシの鳥』を上梓。そのほかの著書に『違和感』『芸人人語』『笑って人類!』などがある。

「2023年 『文明の子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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