江戸の笑い (21世紀版・少年少女古典文学館 第23巻)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 55
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062827737

作品紹介・あらすじ

ユーモアがぎっしりつまっている小咄。「落とし咄」と呼ばれていた笑いの宝庫、落語。江戸時代のコミック、黄表紙。俳句・短歌とおなじ字数で、人生のよろこびとおかしさをうたった川柳・狂歌。笑いをたのしむ心がうんだ、おもしろ読みものを満載。笑い、また笑いの一巻。

感想・レビュー・書評

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  • 978-4-06-282773-7
    C8393\1400E.
    NDC913.
    2010年3月17日 第1刷発行
    著者:興津要(おきつ かなめ)
    さし絵画家:井上洋介(いのうえ ようすけ)
    発行所:株式会社講談社

    扉より
    江戸時代は、二百数十年にわたって戦争が無かったという、世界でも珍しいくらいに平和な時代でした。したがって、笑いもおだやかで、暖かい心が感じられますし、みがきぬかれたしゃれた味が有ります。
    平和はいい事です。素晴らしい笑いがつぎつぎに生まれたのです。興津要--

    短い話の中に ユーモアがぎっしり詰まっている小咄。
    「落し咄」と呼ばれていた笑いの宝庫、落語。江戸時代のコミック、黄表紙。
    俳句・短歌と同じ字数で、人生の喜びとおかしさをうたった川柳・狂歌。
    笑いを楽しむ心がうんだ、面白読み物を満載。笑い、また笑いの一巻。

    監修:司馬遼太郎 田辺聖子 井上ひさし-
    編集委員:興津要 小林保治 津本信博-
    目次より-
    古典落語
    江戸小話 大江戸怪盗伝 金の世の中 とんちんかん うまいもの天国 武士はつらいよ なくてななくせ 商売あれこれ 男と女の物語 
    黄表紙
    川柳
    狂歌 ----

  • 落語とか、川柳・狂歌など。
    6年生のオススメ本だけど、オチまで理解するのはちょっと難しいかも…と思う。

  • ナンセンスなものが多い。いまより楽しみがなかった時代だから、こういう話は皆面白がって聞いたろうと思う。

  • 200年以上平和だったという江戸時代。
    笑いも呑気で、洒落っ気を感じます。
    そんなお笑いが好きな私にとって、
    「平和っていいな」と思える本でした。

  • おもしろ〜い。勉強になった!

  • 面白かったです。

  • チビ1号、小学校にて

  • 江戸時代は長く平和が続き、笑いの話しも穏やかでユーモアたっぷりです。
    古典落語・江戸小咄・黄表紙・川柳・狂歌と、笑いの代表作を集め、くすりと笑えるものや、人の因果についてしみじみとしつつもつい笑ってしまうものなどがあり、楽しかったです。
    江戸の笑いはしゃれてて、人情があって、好きですね。

  • 古典落語の入門書
    江戸小咄と黄表紙(「きるなのねからかねのなるき」はじめて読んだ!)と川柳と狂歌も掲載

    わかりやすくて面白い

    解説も丁寧

    「あたま山」はやっぱり怖い‥

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著者プロフィール

1924年生まれ早稲田大学文学部国文学科卒業。早稲田大学名誉教授。専攻は近世文学。著書に『転換期の文学』『明治開化期文学の研究』『落語』『新編薫響集』『日本文学と落語』『江戸川柳散策』など。1999年没。

「2015年 『古典落語(選)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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