ジャーニー 女の子とまほうのマーカー (講談社の翻訳絵本)

  • 講談社
4.21
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本棚登録 : 404
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062830775

作品紹介・あらすじ

ある少女が手にした不思議な赤いマーカー。そのマーカーこそ、少女をスリルと興奮に満ちた冒険に導いてくれる、魔法の杖だった。少女がそのマーカーで、部屋の壁にドアを描くと、本物のドアが現れた。さあ、めくるめく大冒険が待ち受ける旅、「ジャーニー」に出発しよう!
 本作は、アメリカのイラストレーター、アーロン・ベッカー氏が描いた、文字のない新作絵本です。内容は、シンプルそのもの。ある小さな女の子が手に入れた赤いマーカー。そのマーカーで魔法のドアを部屋の壁に描いた少女は、その先の不思議な世界へ一歩踏み出します。その世界では、スリルと興奮に満ちた冒険が、少女を待っていました。ボート、気球、魔法のじゅうたん……。訪れる危機を、持ち前の機転の良さと度胸で切り抜けていく少女を、最後に待っていたのは……!? 
 やわらかく繊細な色使い、しなやかな線で描かれた緻密な背景など、眺めているだけでも美しい本作。「デビュー作にして巨匠の仕事」(ニューヨークタイムズ)、「この本を読み終えた子どもたちは、きっとすぐに次の冒険を想像し始めることだろう」(スクール・ライブラリー・ジャーナルなど、ニューヨーク各紙で大絶賛のベストセラー、満を持しての刊行です。

感想・レビュー・書評

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  • じゃ、いち、にい、いち?M7

    本当に絵本じゃん。絵だけってすげえ。
    このマーカーほしい。
    赤と紫か、できれば色は紫の方がいいな。
    だって紫は目立たないだろ。
    空に赤い飛行機は目立つだろ。紫の方が目立たないだろ。S10

    誰にもかまってもらえなかった少女が部屋の隅でみつけた赤いマーカー。
    それで壁に扉を描くと、その扉の向こうには。
    ほの暗い景色の中に彼女が描く赤いもの。
    洋風旅の絵本。
    やわらかな絵が見応えたっぷりで何度も読み返しては新たに発見をする。
    ラストもほんわかとして楽しい。

  • 3歳〜。
    大人にもおすすめします。短時間で上質な物語を味わいことができる。
    素敵な世界観、魅力的な絵柄、細部が生きるよくできたストーリー。
    ディズニー、ジブリと類似する高い完成度。

  • 文章のないファンタジー世界を旅する物語。
    ひとり旅のラストがよい。

  • 文字のない絵本。本当に素敵。

  • 字のない絵本。解説なしで、ぜひ女の子と一緒にジャーニー、旅に出て下さい。
    読み終わって深い満足にひたれるはず。
    とってもとってもオススメ!
    絵が美しい。
    『ハロルドとむらさきのくれよん』系。

  • >ある少女が手にした不思議な赤いマーカー。
    そのマーカーこそ、少女をスリルと興奮に満ちた冒険に導いてくれる、魔法の杖だった。
    少女がそのマーカーで、部屋の壁にドアを描くと、本物のドアが現れた。
    さあ、めくるめく大冒険が待ち受ける旅、「ジャーニー」に出発しよう!

    文字のない絵本。
    アメリカのイラストレーターアーロン・ベッカーさんのデビュー作とのことです。
    赤い色がとても効果的!

    次々とやってくる危険をマーカーを上手に使って切り抜ける少女の不思議な冒険物語に夢中になってしまいました。
    そして旅の終わり・・・素敵な出会いにもうれしくなりました。

  • 字のない絵本。少女が魔法のマーカーを手にしたとき、不思議な世界への扉が開きます――。
    とにかく絵が魅力的です!水路が張り巡らされた城下町、からくり細工のような空飛ぶ船、夕日に照らされるアラビアンナイトの街…すこし大きめサイズのページいっぱいに広がる世界にすいこまれます。冒険的なストーリーと美しい絵に、ページをめくるたびわくわくしました。

  • 個人的にはゆきてかえりしだともっと良かった。

  • これを読む子供たちはきっと想像の中でわくわくが湧き出てくるにちがいない。
    いや大人にも。

  • 2014年度コールデコット賞受賞作品

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著者プロフィール

イラストレーター・デザイナー。天文学の教師だった母親の影響を受け、宇宙の絵を描き始める。映画のデザイナーを経て、初めて発表した『JOURNEY』は、刊行後すぐに、ニューヨークの子どもの本のベストセラー入りを果たし、コルデコット賞オナーブックを受賞した。本作はその続編で、「この絵本をきっかけにして、子どもたちが想像する楽しさに気づいてほしい」という願いがこめられている。マサチューセッツ州アマースト在住。

「2017年 『リターン 洞くつ壁画のまほう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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