- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062832243
作品紹介・あらすじ
ただ産んでもらったんじゃない。だれもが、自分の力をつかって生まれてきたんだ。姉・桐子の妊娠を通して、小5の乙葉が感じた"真実"が胸をうつ、ふたりの姉妹の物語。
感想・レビュー・書評
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中学生と赤ちゃんの時、親に捨てられ、大おばあちゃんの育てられた姉妹の話。
途中、ポロポロ泣かされた。
ジャンルは児童書に入るのかもしれない。
でも、大人も子どもも読んで欲しい。
生まれただけで偉いってこと。
命の凄さ。
お姉さんカップルの仕事もいい。
命の重み。
生きるということ。
ぜひ読んで欲しい物語。 -
親に捨てられ、祖母に育てられた姉妹。姉が妊娠したことで、命について考える。
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命の尊さを知る
人間の命は 親から子へとと引き継がれていく
子供は自分から生まれてくる -
2015.07 市立図書館
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いろいろと詰め込みすぎてる。
いのち。 -
気風のいいお姉ちゃんがいいです。木の仕事も、またいい。
本屋で見つけたから購入できた。 -
資料番号:020246096
請求記号:Fヤツカ -
だいぶ前に読了。八束さんは4冊目くらいかしら。
いろいろ話題を詰め込みすぎて、散逸になった印象。たぶんいちばん中心にしたかったのは出産なんだろうと思うのだけど、それにしては表面的なことしか描いていないし、それにタイトルが庭師と空師寄りすぎる。じゃあそちらがメインかというと、そっちの描写も軽くて、説明的な感じ。家族っていいもんだよ、というのをともかく書きたくて書いた、という印象で、それが押しつけがましく思えたのが残念。
でもいちばん気になったのは、とくに乙葉の方の描写で、文体がわざとらしくて浮いていたこと。年齢に合わせて軽さを出そうとしているのがあからさまで、単なる軽々しさにしか感じられなかった。年齢に合わせようとしない方が、むしろいい文章になったのじゃないかしら。