あしたも、さんかく 毎日が落語日和 (文学の扉)

  • 32人登録
  • 4.00評価
    • (3)
    • (3)
    • (3)
    • (0)
    • (0)
  • 6レビュー
著者 : 安田夏菜
  • 講談社 (2014年5月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062832281

あしたも、さんかく 毎日が落語日和 (文学の扉)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • クラスで浮いてしまった圭介と数年前に家出していたおじいちゃん
    落語をモチーフに友だち、家族がつながるハートウォーミングな一席

    第54回(2013)講談社児童文学新人賞佳作に宮尾和孝の絵がベストマッチ

  • クラスを盛り上げようとするも、逆に浮いてしまう小学校5年生の圭介。そこに、落語家を目指して家を飛び出たおじいちゃんが現れた!圭介にお金を返すために、アマチュア落語コンクールに出るつもりらしい。圭介の貯金と共になくした家族の絆を取り戻せるのか…?
    友達とうまくいかないときに、その子に一方的に嫌われたと思わず、相手の状況を思いやることって大切。

  • 落語の題材って難しそうだけど、目に浮かんでくるようで、よかった。

  • 圭介(小5)は、クラスでの行事があるとみんなを引っ張って、盛り上げて仕切る人気者・・・と本人は思っていたのだが、
    もうすぐ6年になろうという3学期、「仕切りたがり」「空気読め」と、クラスメイトたちに言われてしまう。それも、幼馴染の春香(もともと口が悪い)が言い出し、一番の友達だと思っていた宏人までも助けてはくれない。
    ショックで、学校ではほとんどしゃべらなくなってしまった圭介。


    そんな圭介には、数年会っていないおじいちゃんがいる。
    落語家になりたい、と言って家を出て行ったおじいちゃん。数年前、独演会をすると言って孫の貯金80万を使い込み、それ以来行方がわからなくなっていた。
    そのおじいちゃんが学校の帰り道で圭介に声をかけてきた。
    もうすぐ落語の大会があって、1位だと賞金100万もらえるという。それで80万に利子つけて返すと・・・


    けれど、お父さんたちは「がっかりする覚悟があるならみにいけばいい」と、おじいちゃんの事を信用していない。

    圭介とおじいちゃん、
    じつは似ているところもある。どうしようもないいじいちゃんだけど、圭介はおじいちゃんを憎めない。

  • 27年度 (4-2)
    4分

  • いいことばかりではないし悪いことばかりでもない
    正しいだけの人生もないし、間違いばかりな人生も多くはない
    ほとんどの人がさんかくなんです。丸に近いさんかく、限りなくバツに近いさんかく、それでいいんですよね。
    すごいよかった。泣けた。いろんなものがすとんと腑に落ちた。うまくいくだけが人生じゃない、ほんとうにそう。虚勢張らずに生きるのって難しい、素直に自分を受け止めるのも難しい。さんかくな自分、それでいいんだよね。

全6件中 1 - 6件を表示

安田夏菜の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヨシタケシンスケ
戸森 しるこ
ポール・フライシ...
川端 誠
ユージーン トリ...
市川 朔久子
シェル・シルヴァ...
又吉 直樹
キャロル・オーテ...
有効な右矢印 無効な右矢印

あしたも、さんかく 毎日が落語日和 (文学の扉)の作品紹介

『若おかみは小学生!』の令丈ヒロ子氏が絶賛。
「ダメダメな人にも、そうでない人にも、はてしなくあたたかいお話です。出てくる人みんなの体温があつい! 笑えます!」

小学5年生の3学期、クラスのイベントごとをいちいち仕切りたがる圭介に、幼なじみの春香が「低学年みたいに、やれ応援や、それ特訓やってがんばれるかいな。おせっかいはもう、やめとって」とツッコんだのをきっかけに、圭介は「空気の読めない奴」として、クラスで浮いた存在になってしまった。
そんな圭介の前に、5年前に失踪したはずのじいちゃんが、突然、姿を現した。じいちゃんは、家族のことを顧みずに50歳で仕事を辞めて落語家に弟子入りし、酒でしくじり破門され、あきらめきれずに独演会を開いたはいいが、その費用を孫の圭介の貯金から失敬したという過去の持ち主。
じいちゃんは、アマチュア落語コンクールで優勝して、賞金でお金を返すと大見得を切る。疑いの眼を向ける圭介を、じいちゃんは公園に連れていくと、古新聞を座布団代わりに、さくらんぼの木が頭から生えた男の落語をはなしはじめた。何とも奇妙なストーリーを表情豊かに語るじいちゃんの世界に、圭介はどんどん引き込まれていった--。

あしたも、さんかく 毎日が落語日和 (文学の扉)のKindle版

ツイートする