あしたも、さんかく 毎日が落語日和 (文学の扉)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062832281

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった。落語のことを知らなくても、すごく楽しめる。
    最初は、孫ための貯金を勝手に使っちゃうなんて、ひどいおじいちゃんだなって思ったけど、返そうと思ってがんばっているところとか、落語が大好きなところとかが、いいなって、少しずつ好きになった。がんばるおじいちゃんの落語がすごい。
    ぼくは、しきりたがりやのところが、けっこうけいすけに似ている。でも、けいすけは、しきってるって知らなくて、よかれと思ってやっていたけど、ぼくは目立ちたくてやっている。目立たないとさびしい気がしちゃう。けいすけの事件を読んで、直そうって思った。
    ぼくが似ているからじゃないけど、けいすけより、周平の方が、人のことをばかにして笑ったりいばったりするところが、いやだ。(小5)

  • まさに泣き笑い。
    みんな、さんかくだよね。

  • クラスで浮いてしまった圭介と数年前に家出していたおじいちゃん
    落語をモチーフに友だち、家族がつながるハートウォーミングな一席

    第54回(2013)講談社児童文学新人賞佳作に宮尾和孝の絵がベストマッチ

  • 落語の題材って難しそうだけど、目に浮かんでくるようで、よかった。

著者プロフィール

兵庫県西宮市生まれ。大阪教育大学卒業。『あしたも、さんかく』で第54回講談社児童文学新人賞に佳作入選(出版にあたり『あしたも、さんかく 毎日が落語日和』と改題)。第5回上方落語台本募集で入賞した創作落語が、天満天神繁昌亭にて口演される。『むこう岸』で第59回日本児童文学者協会賞、貧困ジャーナリズム大賞2019特別賞を受賞。国際推薦児童図書目録「ホワイト・レイブンズ」選定。ほかの著書に、『ケロニャンヌ』『レイさんといた夏』『おしごとのおはなし お笑い芸人 なんでやねーん!』(以上、講談社)、『あの日とおなじ空』(文研出版)などがある。日本児童文学者協会会員。

「2021年 『セカイを科学せよ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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