- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062836029
感想・レビュー・書評
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言い回し、台詞の応酬、と言葉遊びが巧妙で面白い。
魅力的なキャラ達でストーリーがワンパターンになっているのを上手くカバーし、一話の長さも程よく飽きずに読める本。
この本の登場人物の独特観が受け入れられない人には読んでもあまり面白くないかも詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アニメがきっかけで読んだけど、ちょっとややこしいかな?でもアニメ見たらだいたいわかる^^ 戦場ヶ原とアララギ(漢字出なかった)の掛け合いも面白い!最後まで読みたいけど、本がいっぱいありすぎて全部買えん・・・
ゆっくり読んでいこうと思いまーすッ -
(若干だらしないけれど)主人公が最高に格好良い。この一言に尽きる。話の展開よりも会話劇が楽しいお話。西尾さんのボキャブラリーの多さには驚かされる。
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前々から気になってはいたものの、なかなか読む機会もなく放置していた作品。
しかし、シリーズのアニメも今やってることだし、ようやく読んでみることにした。
化(上)には、ひたぎクラブ、まよいマイマイ、するがモンキー収録。
怪異とか吸血鬼とか色々あるけど、メインは会話劇。
どうでもいい話だったりするのに、そのテンポの良さが小気味よくてついついのめり込んでしまう。
ガハラさんのドSっぷりは恐ろしい。
阿良々木さんも大変である。 -
周りから勧められて、重すぎる腰をあげてようやく読んだ。怪異の存在はどこにでもいる。各キャラクターがしっかりしてる分、話にも入りやすくて面白かった。
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会話のかけあいが面白かった。怪異の描写はアニメよりわかりやすかった。重し蟹に重さを返してくださたいと言うひたぎ。自分のなにがいけなかったのか、頭いいなぁ。蝸牛。帰りたくないという気持ちを持ってる者のみ巻き込まれる幽霊。お母さんと会うことができた真宵がまだ街を彷徨うのは何故?猿の手。神原が嫉妬にくるい悪魔に願う。憧れの先輩が笑いかけている相手、暦を殺す。戦闘シーンがなかなかよかった。死にかけの暦を助けたのはまさかのひたぎ。なんだかんだでひたぎと仲良くできるようになったが悪魔に願ったことには激しく後悔していたようだ。
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なるほど、この小説は小粋な会話の応酬を楽しめばいいのだな、と思ったらそのまんまのことをあとがきで書かれていて面食らった。わざわざ面食らうこともないんだけど。
その最大のミモノたる「会話の応酬」以外のところに目を向けると、ものすごくダイナミックなモノの置き方をしてる。登場する妖怪憑きものの類、登場する新興宗教、登場するヒロインたち。これらのディテイルを「小説的リアリスム」で考えちゃうとよくなくて(否定的な気持ちになってしまって)、近景と遠景、むしろ会話(近景)を楽しむために事情(遠景)をラフに書いてんだろうなぁとかそんなことを考えた。結果的に面白いんだからオーライなのである。むしろ、これで面白くなるバランス感覚は、センスの賜物と思う。
巷の期待通り。テキサスバーガー食ってみたら値段通りの味で満足、みたいな。 -
今までの西尾作品の中では今のところこの作品が一番面白いと思う。まだ上巻しか読んでないが。
言葉遊びみたいのが個人的に、前より分かりやすい。話も謎の答えを知りたくてぐんぐん読めるし、普通に感動するし。面白い。 -
乗り始めたらすごく進む作品。アニメは見ていたのでみんなかわいいキャラばっかだと改めて思う