- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062836319
作品紹介・あらすじ
西尾維新×竹が放つ、待ってました! の時代活劇絵巻!
怪力 vs.無刀
「とがめはな――どんな苦境にあったって、自分の決断を後悔することだけはねえんだよ」
絶対凍土の地、蝦夷の踊山を彷徨う無刀の剣士・鑢七花と美貌の奇策士・とがめの前に姿を現したのは、天真爛漫な少女、凍空(いてぞら)こなゆき――! 吹きすさぶ豪雪と疾風のなか、七花が絶体絶命の危機に!! 追い詰められた真庭忍軍の切り札と、とがめを狙う謎の第三勢力の蠢動やいかに!? 前半戦、まさにここに極まれり!
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第6弾!
西尾維新が挑む時代活劇! こんな物語を待っていた!!
感想・レビュー・書評
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やっぱりこなゆきちゃんはかわいいな~~~~~~~西尾作品には珍しい無邪気ロリだ…かわいい…。
その分次巻、姉ちゃんの邪悪さが際立つんだろうな…。
まにわにの呆気なさもまた一入です鳳凰さん、まにわに普通に面白い集団だよな…何なんだろうな…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
場所は蝦夷地(北海道)で敵は怪力少女のこなゆきとまにわにで人の体を乗っ取る狂犬。
七花に初の敗北を与えたものとして後々まで何度も語られるお話。
こなゆきは可愛いけども、一族が全滅した状態であんなに明るく振る舞えるものなのか。 -
理屈も覚悟も過程すらも必要ない、ただ特別に強いだけの存在に勝てなかった七花。
勝てなかったまま7月を迎える。
この半年であらゆるものを得た七花と、何を得てもたぶん特段変わりのない彼女のマッチメイク。
前置きは不足なし。後悔先に立たず。 -
再読。今回の相手は重さに重点が置かれて作成された双刀・鎚を所持する凍空一族の凍空こなゆき。といってもそこは西尾先生、そう簡単には話は進まない。今作も見事な間の悪さを発揮する事になってしまったまにわにの忍者、狂犬。作品が違えばかませになる事もなく十分にメインを張れただろう人材なのに…。七花の人間性はちょっとずつちょっとずつ開花しているが次巻の戦いは…。
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雪崩のくだり全然気づかなかった。
アニメの表現も絶妙だった気がします。
この状況でなければ今までで一番勝ち目がなかったのでは。 -
[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
七花が徐々に人間的に成長していることがなんだか微笑ましいね。また、こなゆきに負けて落ち込んでいる七花も中々に可愛いじゃないか。
それにしても今までは七花ととがめの2人の周辺だけで物語が進んでいたんだけど、様々な場所で話が進み始めた。視点としては七花ととがめの視点、真庭忍軍の視点に加え、否定姫の視点が加わったな。
全12巻の6巻目で折り返し地点となったからこのあとは色々と物語が進んむので楽しみだ。 -
なんだか、敵の設定が、某 BASARA あたりの雪ん子を思い出させるような。
ま、狙ってのことでしょうかね。
真庭の人たちはやっぱり雑魚キャラとして終わってしまうんでしょうか。
しかし、お姉ちゃん、ちょっと。(^^; -
すさまじい質量ののかたまりであり、持ち上げることさえ満足に敵わない刀 ー 双刀『鎚』。
【重量】に重きを置いた刀。常軌を逸した怪力一族の少女、凍空こなゆきが所有。
怪力任せに刀を振るうど素人な闘い方が印象的。