猫物語 (黒) (講談社BOX)

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著者 : 西尾維新
制作 : VOFAN 
  • 講談社 (2010年7月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062837484

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西尾 維新
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猫物語 (黒) (講談社BOX)の感想・レビュー・書評

  • 好きかなーって思って。
    好きかなーって感じて。
    好きだってわかる。

  • 西尾維新が放つ青春怪異譚、待望の最新刊! アニメ『化物語』絶賛御礼!ついに語られる、ゴールデンウィークの真実。 完全無欠の委員長・羽川翼が魅せられた怪異とは? ……知らぬまに、落ちているのが初恋だ。

  • 化物語からほのめかされてた羽川さんの話。

    羽川さんは色々と不遇すぎて可哀そうなんでせめて阿良々木くんとハッピーエンドになってほしいのですが。無理なのかな…。
    西尾さんの作品は色々欠陥主人公が多いと思うのですが、今シリーズの主人公は情がありすぎるのが欠陥というか、ありがた迷惑なレベルですね。笑
    限りなくヒーロー気質なのに、優しすぎて失敗する。誰にでも優しいっていいようで良くない。
    あと妹のくだり長すぎ。

  •  年末のテレビ放送までに読み終わりたかったのだが、毎晩ベッドに入って本を読もうとする頃には眠くて眠くて、大抵の夜は3ページも読めば意識が朦朧とし目が開かなくなってしまうため読書は遅々としてはかどらず、結局まにあわなかった。
     例に漏れずほとんどが暦の実にくだらない、しかしながらテンポ良く楽しい独白で進んでいく。『化物語』に比べると難しげな単語がかなり減っていると思った。本題の猫にたどりつくまで160ページ、紙面の半分を費やして暦は月火や翼や忍と戯れる。黄金週間の話なので、まよいちゃんが出てこないのが寂しかった。
     18歳にもなろう男子が中学生の妹相手に恋愛相談をし、欲求不満であるという結論に達し、その妹からお金を借りてエロ本を買いに行くとはアブノーマルにもほどがあるだろう。何と心が広い月火ちゃん? こんな兄、私だったら愛想尽かすね。そうされないのが暦の暦たる所以なのかもしれないとも思えるが。
     まだ30歳程度の若者である(30歳は若者だ!強調)忍野メメが中年おっさん扱いされていることに多少ながら傷つくのであるが、まぁ高校生のとき30歳といえば雲の上ほど年上だったことは確かだから仕方がない。それはともかく忍野には華があると思う。彼が出てくると場がなごみはしないがわくわくする。
     真面目で真摯であろうとしすぎたばかりに鬱病になってしまった友人がいた。鬱病になるほど真面目にはなれなかったが、私ももっと若い時分はもう少し真面目であろうとし今よりずっと大きなストレスを抱え込んでいたと思う。問題は解決せずとも生きていくのに支障は無いと最近では思っていて、猫にはならずに済むかもしれぬが良い傾向とも言えない気がする。

    「あばよ。お前は幸せに暮らせ」
    「次はひとりで―うまくやれや。」
     この対になった台詞がやたらと切ない。自己陶酔と自己満足野郎の暦のくせに。

  • 「白いネコなのに、ブラック」 うまい対です。
    アララギ君はいろいろな意味で男です。

  • “とにかく。
    親ではない親を。
    娘を殴るような親を——庇おうとしている。
    そんな羽川が。
    僕は友人として——素直に気持ち悪かった。
    なんだこいつ。
    なんなんだ、一体。
    「暴力が仕方ないなんて——何言ってんだよ。お前がそんな言葉を吐いちまっていいのか?それは、お前が、もっとも許せないことじゃ——」
    「いいじゃない——一回くらい」
    羽川はそんなことを言った。
    いや。
    僕は、そんなことを言わせた。”[P.120]

    「つばさファミリー」
    知らぬまに、落ちているのが初恋だ。

    “「だけど阿良々木くんの気持ちってのも、あるんじゃないのかい?」
    「僕の——気持ち」
    「僕はてっきり、阿良々木くんは委員長ちゃんに恋しちゃってるんじゃないかと思ってたけれど」
    「馬鹿言うなよ」
    僕は笑う。
    にやりと笑う。
    そして——
    ここはにやりと笑って、格好のいい場面である。
    「僕は羽川に、恋しちゃってねーよ」
    「そうかい」
    「そうだよ」
    そういうことに——しておこう。
    それが一番、幸せだ。
    はっはーと、忍野も笑った。軽く笑った。”[P.301]

  • 全作で月火ちゃんが足りないとぼやいたら、冒頭から月火ちゃん全開でたまらんかったっす。
    そうかと思えば、後半重た過ぎる、深過ぎる、ギャップあり過ぎるで、まあそこがまたいいんだけれども。

  • 軽いようで、軽くない。むしろ重めの羽川さんのお話。彼女のことを知れば知るほど好きになる。ルンバに頭をこつかれて毎朝目覚めるなんて。少し萌えたけれど。彼女の痛々しいほどの正しさは胸が痛くなる。 でもところどころ抜けているところがあって(と言っても正常な精神を保つための防衛本能だろうけれど)可愛らしいなとも思う。 阿良々木くんに言わせると、「不幸な女子なんて萌えるだけだろ」
    そして何よりも、前半部分の月火ちゃんはもうなんだこの可愛い生き物。いちいち可愛い。一挙一動に萌えてしまう。バールがよく似合う。浴衣にハイソックスというのは斬新なコーディネートだなぁ。さすがです。

  • 暦と月火ちゃんの見開きだけ予定「パンツ」談義が数十ページに及ぶ前半。
    (どこまで続くんだ? アニメ化するときどうなるんだ?)と思いながらもサラサラ読んで。

    後半は委員長とのバトル篇。
    忍野の言葉に脳が引っ張られる。
    「正しさ」を圧倒的に浴びせられる側がどうなるのかという描写に考えさせられた。

    あとがきに、
    「問題は解決しないよりも解決したほうが良いに決まっているけど、解決したことによって混乱や戸惑いがむしろ増すことも少なからずあったりなかったり」
    とあります。
    どこかの元首も言っていた。
    「現世代では解決できない。無理に解決しようとせず未来の人たちが良い解決策を生み出すことに期待すると」

    真面目なことを書いていますけど、物語はエンターテイメントです。
    「化物語」、「傷物語」、「偽物語」でチラチラしていた物語がつながっていきます。
    明らかになっていきます。
    物語シリーズが軽快に愉快に悦に入っていく。

  • 羽川さんの事情が重たすぎ…でもそんな苦にならないのはやっぱり阿良々木くんが語り手だからかな
    前半の月火との会話がくだらなすぎるのに何度も読みたくなってしまう!

  • 羽川ちゃんの話。
    正しさは恐いね、と思った。
    てかミスドwwww
    刀持った忍ちゃんをぜひアニメで見たい!!←

  • しばらく読まないうちにいっぱい出てるなー読みたいなー
    と思ってた化物語シリーズ
    図書券でゲットだぜーと思ったら
    前に読んだところから買ってしまった・・・
    ガーン
    でも忘れてたからまあいいや
    再読は登録できるんだかできないんだかだけど
    この前に「偽物語」上下よみました。
    あららぎくんがへんたいすぎてびっくりした・・
    これアニメになってるの?だいじょうぶなのか日本

    これは時系列順にいうとゴールデンウィークの話で
    戦場ヶ原さんといろいろある前のはなし
    委員長ちゃんはぶっとんでるって話
    重いテーマなはずなのに
    あららぎくんが妹に対して変態すぎて
    変態描写がメインみたいになってて
    面白いようなちょっとひいちゃうような

    シリーズまとめて買っちゃったのを後悔するかもしれない
    読み終わったら古本屋にまとめて売ってしまうか
    図書館に寄付(いらないっていわれるかな)してしまうかもしれない
    面白いままだといいなあ

    化物語では、キャラ設定がよくわからない人も多くて
    面白いっていう意味でもはちくじさんがけっこう好き
    ガハラさんはこわい・・

  • 読み終わりー。
    随所に鳥肌が立ちました。
    例の見開きは初見ではぞぞっとしたんですけど
    二度目じっくり見て最後の一行ですごく切なくなったというかなんというか

  • ブラック羽川がブラックたる理由が判明します。
    忍野の、結婚しちゃえば家庭が作れる、ってセリフは目から鱗が落ちるものだった。

  • 913.6ニ 登録番号8120

  • 私的には、暦の羽川に対する感情の動きっていうのが、なんか釈然としないところが残ります。
    キャラ的には戦場ヶ原好きですけど、傷物語からの流れから考えると、あまりにも羽川が救われない。

  • 前半は脱線しすぎだけど、まあ、これもいつものことで、ゆるりと楽しむべきところでしょう。

  • 2017/6/11再読。
     羽川と障り猫の関係性がなかなか複雑で面白かった。障り猫の怪異譚自体、とり憑かれた人間が豹変したのは怪異のせいではなくその人本来の二面性だったというオチになっていて、それと連動した設定な訳だが、どこまでが羽川の意思であり、障り猫の意思であり、障り猫の怪異としての性質によるものなのかが二転三転していくのがおもしろかった。
     羽川の、完璧でないといけないという強迫観念に対して、偽善だと非難したり、そんなに頑張らなくて良いよと慰めたりするのではなく、それがお前の性格であり、ほんとに完璧になれてしまうだけの才覚があるんだからもうそれを押し通していけよ、と喝を入れるのが、良い。
     感動するし設定も手が込んでいて、全体的に良くまとまっていて、とても良かった。あと前半のギャグパートも雑談のキレ味がとてもよく、名言連発で楽しかった。
     あれ、そういえば今回八九寺が出てこなかったな。
     この後戦場ヶ原と付き合うことが決まっているから設定上仕方ないのだが、暦が羽川に恋してないと結論付けるのがやや無理やり感があって、もやもや。普通だったら素直に惚れてるでしょ。付き合い始めた後は後で、戦場ヶ原に義理だてして別れられないんじゃないかとか考えてしまうし。そう思わせるのを避けるため、後付けで戦場ヶ原をどんどんかわいいキャラにしている気もする。

  • 2017年5月28日

    Illustration/VOFAN
    BOOK & BOX DESIGN/VEIA

  • 今までも何度かチラつかせていたゴールデンウィークの話。

    冒頭から時系列を無視した掛け合いが続き、いい意味で相変わらず。
    肝心のブラック羽川との対決はややあっさり気味なような気もしますが、前作で散々バトルしてましたし案外ちょうどいいのかな。
    とはいえ、もちろん阿良々木くんは酷い目にあってますが(笑)

  • チビ1号、市立図書館にて

  • 2016年8月16日読了。
    つばさちゃんの物語。久々に読み過ぎて時系列がわからんくなった;

  • 【状態】
    貸出中(予約0)

    【内容紹介】
    完全無欠の委員長、羽川翼。阿良々木暦の命の恩人である彼女はゴールデンウィーク初日、一匹の猫に、魅せられた―。それは、誰かに禁じられた遊び…人が獣に至る物語。封印された“悪夢の九日間”は、今その姿をあらわにする!これぞ現代の怪異!怪異!怪異!知らぬまに、落ちているのが初恋だ。

    【キーワード】
    単行本・シリーズ・ファンタジー・アニメ化


    +++2+1

  • 最初の話長すぎ!ブラック羽川。

  • やっと話が結び付いた感じ。
    ストレスによる二面性、つばさキャット。

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猫物語 (黒) (講談社BOX)の作品紹介

猫パーセント趣味で書かれた小説です。――西尾維新

完全無欠の委員長、羽川翼。阿良々木暦の命の恩人である彼女はゴールデンウィーク初日、一匹の猫に、魅せられた――。
それは、誰かに禁じられた遊び……人が獣に至る物語。
封印された“悪夢の9日間”は、今その姿をあらわにする!
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
知らぬまに、落ちているのが初恋だ。

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