猫物語 (黒) (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 4955
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062837484

感想・レビュー・書評

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  • うーん、面白かった((´∀`*))

  • 読了

  • 阿良々木暦と羽川翼、ブラック羽川との物語。
    ゴールデンウィークはまさにゴールデンなウィークだったというか。羽川さんの隠された過去を見て、触れられたくなかった現在を見て、阿良々木暦の取った行動。恋なのか、恋じゃなかったのか。
    最終的に決断した理由がいまひとつ不明だが、羽川さんを嫌いになったとかそんなことでもなくて、なんなんだろうこの結末。
    妹たちとの掛け合いのほうが多かったような気もするし、忍との掛け合い?触れ合い?がメインのような気もする。この後「猫物語 白」へと続く。

  • チビ1号、市立図書館にて

  • 翼ちゃんのGWの猫に魅せられた話。
    前半の妹とのトークが長すぎるように思ったけどそれも伏線…
    ブラック羽川ちゃん大好きです。

  • 戦場ヶ原さんのことが好きな阿良々木君が好きな私としては、ちょっと複雑でした。

  • なかなか難しい内容だったけど、相変わらずおもしろかった(((o(*゚▽゚*)o)))

  •  完全無欠の委員長、羽川翼の物語、なんだけど。
     掴みのギャグパートで全体の1/4を占めるってどうなの。まあ、読者の先読みを外すことに重点が置かれているのが、西尾維新の作風なので、今さらなんですが。

     相変わらずギャグパートはメタメタな展開でしたなー。阿良々木火憐曰く「時系列がしっちゃかめっちゃかにこんがらがっちゃってる」。
     んで、プラス・際どい会話の連続。どこまでチャレンジャブルなんだ、西尾維新。

     シリアスパートは、正直きつかった。前々から委員長ちゃんの家庭環境には問題があることは過去作でも匂わされていたけれど、まさかあそこまでとは。想像の斜め45度上を越えていた。暦が月火に抱きつきたくなる気持ちも共感できる。

     結末は、まあ予定調和。前作のダイジェストの通り、暦は例によって何も出来ないままボロボロに。幼女の姿をした吸血鬼がエナジードレインで怪異を吸い取ってエンド。
     なるほど、「問題を先送りにする」という結末は珍しい(のかな?)。

  • 恋してないけれど、羽川のために死にたいって・・・どんだけかっこいいのですか、暦さん。
    確かに、羽川翼は異常だと感じました。てか、怖い・・・
    でもシリーズの登場人物の中では一番すきです。

  • 西尾作品を読むのはこのシリーズが初めてだが、「化物語」の頃は、言葉遊び的な会話が延々と続いてストーリーがちっとも進まないのをじれったく感じていた。それがこの「猫物語(黒)」に至って、会話文が物凄く面白く感じられるようになった。私が西尾節に慣れたということか、それとも西尾節がより洗練されたということか。まぁ、それはどちらでも良い。楽しめりゃそれでいいんだから。


    それにしても、「赤毛のアン」のくだりには激しく同意したw
    私としては、「赤毛のアン」のマリラをツンデレキャラとして引き合いに出したからには、「シャーロック・ホームズ」のホームズのツンデレっぷりにも言及して欲しいところw

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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