光を忘れた星で (講談社BOX)

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著者 : 八杉将司
制作 : 中山 尚子 
  • 講談社 (2011年1月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062837651

光を忘れた星で (講談社BOX)の感想・レビュー・書評

  • 舞台装置はSFっぽいけど内容的にはファンタジーっぽいSF。

  • [ 内容 ]
    故郷を失った少年マユリは、視力とは違った感覚「無我の目」を得る計画に参加させられていた。
    しかし親友のルーダが能力を開花する一方でマユリは落ちこぼれ、施設から逃亡。
    辿り着いた村で監禁されてしまったマユリは政府の女剣術使いアージュに救い出され、ルーダとも思わぬ再会を果たすのだった。
    数奇な運命に翻弄されながらもたくましく生き抜く少年を描くSFサスペンス。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 面白かった! SF。他の星に移住した人間が視覚を失った未来の話。分かりやすいけど展開は起伏に飛んでいる。

  •  マーサス・ヴィニヤード島的な理由で「世界」の全員が視覚を失った星でのお話。自分にとっての「世界」は自分が知覚できる範囲に依るとするならば、遠くのものを知覚するのに適した視覚が失われた世界は確かに非常に狭いはずで、そういった「視覚のない世界」の描写は非常に緻密で隙がありません。視覚再生プロジェクトのくだりもSFっぽくっていい感じだし、視覚抜きの殺陣のシーンとかは何とも圧巻w

     ただ一方で、マユリの冒険譚としてはちょっと加速度的に展開が早くなってしまって、もう少し引っ張ってくれても良かったのに、なんて思ってしまいます。特にフォートレスの場面はあまりにサクサクっと終わってしまってちょっと肩すかしな感じ。

     そんな訳で、(結構キレイに落としてしまった分難しそうだけど)続編とか外伝とかに期待してみたり。

  • 帯 "全人類失明 そして少年マユリの視覚をめぐる冒険が始まる"
    日本SF新人賞受賞作家

    途中の描写はいいけど、うーんオチがいまひとつ。

  • 八杉将司「光を忘れた星で」を読み始める。マユリの回想での視界なしの世界観、町の様子がいい感じ。視界が失われたことで文明も失われた様子だね。視界なしの描写も面白い。

    視力がないからこその世界観として「路石」(点字ブロックみたいなもの)や時刻の表し方など、ディテールがしっかりしている点に好感。そうした設定を前提として、きちんと話が作られている。続きが楽しみー。

    「光を忘れた星で」読書中。章ごとに語り手が変わる構成。ずっとマユリを語り手にすれば、延々とマユリが酷い目に遭う冒険小説という雰囲気だったかもw 小さな村、隔離された学院、辺境の村、そして官僚街と、どの描写も異なる雰囲気を持っている。

    全体的な雰囲気はファンタジー。でも、視覚のない世界観と、その視覚を復活させようという試み、「無我の目」の設定などは紛れもなくSF。

    読了。実に惜しい作品という印象。視力が失われた世界観の描き方は素晴らしい。けれど、主人公であるマユリの冒険譚としては、もっと掘り下げられたはず。特に、過去と現在を繋げる存在であるルーダとアージュについてのドラマが弱かったのが残念。

    ラストのフォートレスのお話も、あっさりしすぎだよなぁ。ヴィオラとプロメにも、もっと大きなドラマを期待してしまう。

    やはり、1冊で完結させることに無理があったのでは。学園、田舎の生活、剣術アクション、賢人委員での政治、視力を得るための試み、バルバロイの討伐、復讐劇...。世界観がしっかりしているので、どの話ももっと面白くできたはず。せめて5巻は必要だよなぁ。

    とはいえ、十分に楽しめる作品だったことは確か。むしろ、面白かったからこそ、もっとしっかりドラマを作って欲しかった。この世界観なら、仮にシリーズ物だったとしても追いかけるのになぁ。

    あ、あとこの作品を読む場合、後ろに書かれているあらすじは絶対に読んではいけない!ストーリーの展開を書きすぎなんだよ...。

  • 八杉作品として最初に出会ったのが、異形コレクション「進化論」収「娘の望み」。これは、言語を必要としなくなった人類の未来を描くハートウォームな佳作だったが、今回は視覚を失った人類のお話ということで、「娘の望み」から着想発展させたのかな?などと…。なぜなら、この作品のテーマが“進化”だから。

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光を忘れた星で (講談社BOX)の作品紹介

全人類失明!――そして少年マユリの視覚を巡る冒険が始まる!
日本SF新人賞受賞作家がついに登場!

故郷を失った少年マユリは、視力とは違った感覚「無我の目」を得る計画に参加させられていた。しかし親友のルーダが能力を開花する一方でマユリは落ちこぼれ、施設から逃亡。辿り着いた村で監禁されてしまったマユリは政府の女剣術使いアージュに救い出され、ルーダとも思わぬ再会を果たすのだった。数奇な運命に翻弄されながらもたくましく生き抜く少年を描くSFサスペンス!

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