嘘月 (講談社BOX)

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著者 : 杉山幌
制作 : キナコ 
  • 講談社 (2011年8月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062837804

嘘月 (講談社BOX)の感想・レビュー・書評

  • どれも登場人物がキャラ濃い!なかなか面白かったケドw続編あったら買うかな~?

  • 電子書籍雑誌での連載から単行本化というちょっと珍しい作品。探偵脳を持つ主人公が特殊能力を軸にした事件を解き明かす学園異能ミステリなのですが、この世界観での能力の在り方が具体的に設明されていないため、どんな種類の能力があって、その応用範囲や限定条件はどうなっているのかがいまいちわからず、思ったほどミステリ的な効果を上げていません。瀬谷のしおらしさは抜群に可愛かったし、お話も面白かっただけに悔やまれます。とはいえ、200ページ満たない本で1000円する強気な値段設定を踏まえて考えても、買って良かったと思わせてくれるだけの魅力は確かにありました。続刊が出るのであれば是非読みたいです。

  • 異能学園を舞台にしたミステリ。無能力ながら探偵脳を持つ主人公とウソがわかるヒロインとその仲間たちによる友情のお話。遺族の救済という重いテーマは残ったものの、友情モノとして回収されてしまったのが残念。設定が好きだっただけに殺伐感を残して欲しかったなぁと。

  •  面白かった!
     一つ一つの話がそれぞれつながっている印象を受けた。
     伏線回収がお見事。一つの章にも本全体にも、小さな伏線をばらまいてあった。
     キャラクターの感じはライトノベルらしい感じ。主人公が格好よかった。
     ストーリーと構成が本当によかったので、次も読みたい。

  • 途中まではいくつかのことを主人公が解決していくような、Fileごと独立した話を読み進めていくような気持ちだったが、途中から、Fileを飛び越えて、私は最後までページをめくっていく手が止まらなくなっていった。

    全体を通して言えることは、何か1つ1つの謎が少しずつ解明されていくごとに、読み手である私たちは主人公が感じる気持ちと同じ感情を持つ、ということではないだろうか。
    「なぜ気づいてやれなかったのだろう...」と、主人公と同じように毎回私たちも感じていたのではないだろうか。

    登場人物の能力は何か。事件の真相は何なのか。最後まで全く見当がつかない。主人公がたどり着いた真相に私たちも納得するのもつかの間、本当の事実はそれとは全く違う。とても読んでいて面白く、よくできているなと素直に感じた。

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嘘月 (講談社BOX)の作品紹介

探偵脳が告げる――もう日常を、優先できない。

「……正直だね」瀬谷伊音は、睨むでもなくおれの目をまっすぐ見てそう言った。もう一度、透き通るような、少し不思議な感じがした。
こうしておれ達は、期間限定の「友達」になった。

連鎖する異変は、やがて暴発を引き起こす――新鋭・杉山幌が切り開く、危うくまばゆい青春探偵譚!

「……キミ、性格悪すぎ」
「お互い様だろ?」
生徒の「能力」の研究・開発を目的とする高校・織乃学園。
中でも数人しか居ないSランク特待生である猫目の美少女・瀬谷伊音は、何の能力も持たない「おれ」こと佐々木理久を妙に敵視している。
理由は理久がみんなに吐いている、ある『嘘』……。そんな中、「異常者の集まる織乃学園に罰を」という血文字の落書きが出現して――!? 『嘘』が分かる彼女と、みんなを『騙』しているおれ――ふたりの微妙な関係は、学園に潜む悪意に呑み込まれていく!!

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