終物語 (上) (講談社BOX)

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著者 : 西尾維新
制作 : VOFAN 
  • 講談社 (2013年10月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062838573

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西尾 維新
西尾 維新
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終物語 (上) (講談社BOX)の感想・レビュー・書評

  • こうやって女の子ばかり、心が狂うっていうシリーズなんだ〜ってやっと気がついた。
    今回は、怪異ではなく。狂気。

  • BS11でオンエアしているけど既に地上波でやっていたんだ、録画していたのを見てやっと思いだしてきたが、ほとんど忘れている、やはり原作を読まないことには記憶には定着しないようである。上巻では記憶の話のようであったが、たしかに自分では忘れてしまっているようなことも他人にとってはとても大事な記憶となっているようなこともあるだろう。よくいじめっ子は忘れているがいじめられた方は一生恨んでいるなんてことよくあるんじゃないかな。

  • 何かの制裁を受けるかのように、じりじりと追い詰められてきた阿良々木暦。そのカギを握る謎の少女・忍野扇との出会い、そして、阿良々木暦自身の隠された過去に迫る! アニメ<物語>シリーズヒロイン本第一弾「羽川翼」好評発売中! 

  • ダーク扇に、ガハラさんに、羽川さんに、、、暦。

    ひさびさの物語シリーズだったので、懐かしい楽しさがあった。
    羽川さんとガハラさんを愉しむ以外の愉快は少なかったかな。

    でも扇ちゃんの迷子キーワードに期待を抱きつつ、終物語<中>へと。

  • 西尾維新の怪異シリーズ「化物語」の続編。無駄なレトリックと長い前置きが特徴の本シリーズですが、今回はそういうの一切なし。物語は主人公の過去を紐解く話。不協和音が全体に漂っていていい感じです。その不協和音の元凶はおそらく今後のキーパーソンである忍野扇。この少女の得体のしれない雰囲気を狙って演出しているなら、作者はすごいと言わざるをえないすなぁ。とりあえず次回作に期待です。

  • 珍しくミステリー要素が強かったです。しかし、何者やねん忍野扇…中、下とどのように物語が加速していくのか楽しみです。しかし今回一番ひどいのは鉄の人でしたね…

  • 上:おうぎフォーミュラ
    暦は扇のことを「扇ちゃん」と呼び,可愛らしい後輩であるように書いているが,私にはひたすら薄気味悪いお化けにしか見えないので一々違和感。それはともかくとして,クイズみたいな物語。私はクイズやなぞなぞが得意ではないし好きではないし見識もないので良くできたクイズなのかどうかはわからない。面白くなかったとは思わないのだが人名がやたら多く,しかも独特の感性で形成された聞いたことも無い人名ばかりだったので,クラスメイトの紹介を読むのは苦痛だったし,どの名前をどこで聞いたのかも憶えられず,結果的に,物語が受けるべき正当な評価の半分も楽しめなかった気がする。結論はちょっとこじつけっぽく感じてしまったが,これは名前を覚えられず内容を楽しめなかったことから感じる不当な評価かもしれない。羽川さん実は好きでは無いけれど,最後に出てきて彼女の存在にほっとした。

    上:そだちリドル
    暦が扇と一緒に母校―中学校を訪れて記憶をたどる物語。2年ぶりに登校した老倉との再会がきっかけとなっていて,扇が推理小説を読むように暦の過去を推論してゆく。暦は大して悪くもなさそうなのに,何故か愚か者のレッテルを貼られ納得している。もし扇の推察通りだったとしても,愚か者は老倉であるように私には見えるのだが。暦は嫌いなのだけど,それでも。今回も最後に出てきた羽川さんに救われた気がした。羽川さんが好きになりそう。

    上:そだちロスト
    老倉と暦の過去の関係。老倉の現在と未来。それを追いながら如何に扇が気持ち悪い存在で,如何に羽川が優れていて頼りになる存在であるかを説いていくような物語。暦は憑かれていく様子がおそろしい。老倉の気持ちが分かりすぎてつらかった。

  • 物語シリーズ15作目
    ミステリー仕立なのだが、謎がマニアックすぎる。
    考えるのは放棄して、いつも通りのリズミカルな語りを楽しんだ。

  • セカンドシリーズの内容忘れちゃったので、時系列がよくわかんなかったけど・・・

    今までとは趣向を変えた、ミステリって感じでしょうか。
    暦の過去に触れているし、壮絶な生き方をしている新キャラも出てくるけれど、内面での葛藤を描くとかいうよりは、不思議を解決していくというストーリ展開でした。

    シリーズ中でも、ちょっと異色な感じが・・・
    でもまぁ、ほぼ同時並行でセカンドシリーズのヘビーなお話も進行していますしね。

  • シリーズ15弾目ともなれば読んでる側ももう何が何だか。できれば時系列順に刊行してほしいところ。
    今回はミステリのちホラーといった感じでなかなかですよ。1番の謎は忍野扇ですけど。その謎も徐々に明かされていくんでしょうか。
    次は下巻のはずが案の定中巻挟むんですね。まるで閉店セールしておきながら閉店しない、そんな店のようだ(苦笑)。

  • 扇ちゃんナニモノ!?扇ちゃんは扇ちゃんとしか説明できない扇ちゃん。今回、怪異譚ではなかったっすね。100%趣味で書きましたらしいが趣味なの!?物語シリーズというか戯言シリーズ!?漆黒不幸愚か者巨乳いままでの物語シリーズとは違う怖い恐いお話。

  •  <物語>シリーズの最終章のはじまり。

     阿良々木暦がなぜ劣等性になったか。「友達は人間強度を下げる」などというようになったか、その理由と結末の話。
     暦は、結局のところ普通の人間なのだ。
     あんなことがあったら、人間不信になるだろうし、幼い頃のことなんて忘れてしまう。ここに描かれているのは、阿良々木家のある種の健全さなのだろう。
     家族のだれもが、本人も無自覚な、真っ白な健全さ。
     だから暦は、怪異に魅入られてしまった。
     怪異の闇に、多分気づけなかった。

     そのくせ、健全さいう根っ子はゆるぎないので、常にトラブルに飛び込んでいってしまうのだろう。
     
     だから、扇の悪意に気づかない?
     暦視点だと、扇の誘導尋問なような悪意に全く気づいてないようで、そりゃ、翼じゃなくても危機感をおぼえるだろう。
     つか、扇が黒すぎる。
     
     暦が気づかないのは、その度量の広さゆえなのか、それとも単に「女の子」だから、なのか。って後者っぽいから、結構むかってしますよww

  • 阿良々木くんの高校1年生の転換期の話。

    扇ちゃんが羽川さんにあんな態度とは…意外でした。羽川さんに気付かせるところとか、意地の悪さというか、そんなのが見えてびっくりしました。
    扇ちゃんにとって阿良々木くんはなんなのかがまだみえてこないので、続編が待ち遠しいです。

    新キャラは個人的にはすごくかわいいと思いました。

  • そうだよ!こういうのが読みたかったよ西尾維新!
    表紙の扇がもう,完全に人外だけど,どうなるんだ.

  • 決して現実離れしていない物語。

    “アナタにも同じようなことがあるでしょ?”

    “知らないふりして生きてないですか?”

    “過去と向き合った上で生きられてますか?”


    物語を読み進めている間
    頭の中ではそんなことを常に問いかけられていたような感覚。

    今回も例にもれず、僕が生きている現実にもリンクしてきた作品。

    偶然かと思う驚きを通り越して、必然性すら感じている。


    阿良々木暦が過去、自分のルーツと向き合う、そんな物語。

  • え、何これミステリしすぎ……?(笑)

    戯言シリーズ初期などはミステリの意匠を伴っていたので、どこか原点回帰した印象。西尾作品だとデスノートが一番ミステリとして頑張っていたと思うけど、本作もずいぶんとミステリ。
    なあなあにしてきた何かに直面させるために、暦の過去を掘り下げて行く扇ちゃんの行為は、秘められた謎を(好き勝手に)暴き出す「名探偵」と通じるものがあるのかも知れない。

    「名探偵」が導き出すような真実を思いついてしまう二人は、常人とは違うところにいる点では共通してしまっている。

    『憑』『暦』とあまり好みじゃなかったけど、本作はとても楽しめた。
    扇ちゃんの好きなミステリとか気になる〜。

  • 前作の暦物語でがっかりした分本編が進んだと言った感じでした。
    これは新展開か!?と思わされて実は。。って所は本当に読んでいて楽しめました。

    早く次が読みたい。

  •  老倉のメンタルがめちゃくちゃで読んでいて疲れる。暦や戦場ヶ原に対して過剰に攻撃的という点ではなく、数学指導でSOSとか、多数決で犯人決めとか、発想がおかしい。この作者は、突飛な設定ではありつつも、その世界観の中ではまあ納得できる行動をキャラに取らせていて、そのへんのバランス感覚が良いなあと思っているのだが、今回はそれを越えて変だったと思う。まあ、家庭の事情で色々とメンタルがやばかったという理屈は一応ついているのだが。
     虐待のSOSについては、暦が気付かなくても仕方ないと思う。どこから虐待かって、子供には判断が難しいだろうし。どんな環境でもまあそんなもんかと思ってしまうのではないか。それに加えて、主体的な情報発信ゼロではな。親の前ではうかつなことを言えなかったにせよ、筆談とか、そもそも家の外で会うとか、方法があるだろうに。
     あと高校の学級会の件は、容疑者当てより先に、どの問題の正答率が高かったのかとか、勉強会でどんな問題が扱われていたのかとか、そっちの検証が先だろと思った。これは老倉の問題ではないが。うーん、この巻はけっこうツッコミどころが多いな。
     先生が生徒を売ったとか、母親の死体を介護してたとかのオチはかなりキツかったが、納得感はなかなか。
     戦場ヶ原VS老倉と、羽川VS扇ちゃんが良かった。戦場ヶ原さん、暦のピンチにさっそうと現れるとことか、暦のためにキャラを捨てて「ぶっ殺す」とか躊躇なく殴るとか、かっこいい。羽川さんと扇ちゃんは初対面。やはり羽川さんはすぐ危険性に気付くのか。扇ちゃんがかなり羽川さんを挑発していてハラハラした。いよいよ正面切って対決という感じだったのだが、しかし時間軸的にはまだ10月だから、その後も扇ちゃんは暗躍し続けるんだよなあ。
     最後の手紙、なんて書いてあったのかわからないんですけど!「なんて書いてあったと思う?」って、全然わからん…。戦場ヶ原さんのメールが何かの暗号になっているのかとも考えたが、彼女がメッセージの内容を知っているとも考えにくいしなあ。「見覚えのない今風の薄手のデザイン封筒」「複数枚の便箋」くらいしか具体的情報がない。あとは暦の反応「あはっ」って?そんな爽やかな感じなの?あと、「あいつはすべての約束を守ったのだ」というのもいまいちぴんとこない。約束って…?
     あとは扇ちゃんの伏線的台詞「ちょっと迷子を探してましてね」「次はこんなにうまくいくとは限りませんよ」「阿良々木先輩。あなたは恩を仇で返すのですか(暦が老倉に真実を告げることに決めたとき)」

  • シリーズ読んでない&アニメとびとび視聴なので
    此処にいたるまでの前提部分が多すぎて意味不明な
    ところはあれどテンポで読めた気になれた。
    扇ちゃんと羽川さんのヒントの出し合い
    場面とかアニメで見たかったな・・

  • 「そだちリドル」での老倉育の母親についての真相が、ひさしぶりに西尾維新らしく救えない結論だった。けれど予想ができなくて面白かった。幸せになろうとしない人が幸せになれるはずがない、本当にそうだと思う。

  • ちょっと考えさせられるなあって思った。

    多数決。それは最も醜い式。間違ったことも真実に変えてしまう。

    ごもっとも。
    群衆心理で、特に考えずとも、善が悪に変わる。
    老倉の壮絶な過去に、多数決が与えた影響は計り知れない。
    自分一人では生きていけないけど、レジスタンス、自分が自分としてあり続けられるくらいの抵抗力がないと、この世の中では生きていけない気がする。
    中学生の時、不登校になった友達を思い出しましたとさ。

    モンティホール問題というのも、面白かった!

  • 終物語(上)、最後の物語の始まり。
    終物語は扇の話なので、暦が扇に初めて会った時の物語。
    といいつつ、全体的に老倉育がメイン。
    この巻はミステリー調が強く、ああ西尾さんは元々ミステリーの人だったなと思いだす本。(俺が初めて読んだ西尾さんの本はクビキリサイクルだったし)

    いきなり新キャラ出てきてはぁ?みたいな感じは否めなかった。
    が、終物語(下)まで読んでみると、暦の中で老倉が全ての始まりだったんだろうなと思える。
    終物語は上中下3冊で一つの物語、扇を語る物語(=暦を語る物語)なんだろう。

  • 割と早い時期の話。
    扇のいやらしさと、暦の過去のあれこれが描かれています。
    新キャラが出てきますが、これまたこじれていて西尾らしいと言いましょうか。(^^;
    ここに至って、暦の性格のコアがわかる感じです。
    ま、時系列にあれこれある前なので、ここまで老成した感じで良かったのかと思うところもありますが。(^^;

  • 果たして扇ちゃんは何者なのか。あと2冊だ!

  • 阿良々木暦、高校三年生、十月下旬。自分を今の自分にしてきたものを思い出す。忍野扇、老倉育登場。
    愚かだろうが惨めだろうが人は幸せになれるし、なるべきだ、ということ。

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終物語 (上) (講談社BOX)の作品紹介

何かの制裁を受けるかのように、じりじりと追い詰められてきた阿良々木暦。そのカギを握る謎の少女・忍野扇との出会い、そして、阿良々木暦自身の隠された過去に迫る! アニメシリーズヒロイン本第一弾「羽川翼」好評発売中! 第二弾「八九寺真宵」編も近日発売!!

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