忍物語 (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
3.78
  • (32)
  • (57)
  • (57)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 850
感想 : 53
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062839020

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  新シリーズ、<モンスターシーズン>が開幕! 今回は決死にして必死にして万死の吸血鬼が再登場!

     真相には目を丸くした。らしくないのはわかっていたので「血を吸われた被害者が加害者に」という展開は予想できたが、まさかもう一捻りあったとは。「自分に何かが起きて、そして何かがどうにかなってしまえばいい」という、醜くも生々しい、誰もが抱く想いから端を発する動機も、現役の学生だけでなく誰もが共感できるのではないだろうか。私だって同じ想いを抱いたことが少なからずあるが、実際に事が起きると「起きなければ良かった」という気持ちを抱くものだ。

    「何かが起きてほしい。でも本当に起きてほしくはない」

     ゆえに、その"何か"を求めて、今人は虚構の物語を求める。

  • 忍物語/西尾維新 #読了 11/2
    伝説の怪異の名付け親スーサイドマスター再登場。連帯感は連帯責任へ、全盛期を超えてしまった直江津高校女子バスケ部内で起こった連続木乃伊事件の真犯人とは?表紙の忍が可愛い

  • 忍の生みの親のデストピアヴィルトゥオーゾスーサイドマスターが出てくるお話。高校の女子バスケットボール部の部員が吸血鬼になって暴れまわる話。

  • 影縫余弦
    迷わへんよ。大人やから

    食料を食べる→生きるため
    料理を食べる→美味しいから

    ツインテ阿良々木の登場姿をぜひ映像で見たい!

  • スーサイドマスター再登場!今回もアニメ化しづらそうな内容だったけれども、オフシーズンからずっとアニメ化の限界に挑戦するような内容になっているような…?

  • 阿良々木君が大学時代の話の第1弾として、忍ちゃんの生みの親が登場。
    連続ミイラ化事件の犯人は、今回はずいぶんと分かりやすくて、思った通りだったけど、最後のおちで、影縫さんが登場したのはちょっと意外だった。
    特にそう面白いわけでもなく、つまらないわけでもなく、物語シリーズとしてはふつうの話、かな。

  • なんだか面白くなかった

  • 西尾維新大辞展やら、傷物語の映画化で気づいたことを作中にそのまま書いたのかなー?と思えるメタが多数。個人的には、大学生になったことで、あの頃の自分とは違うと思ってしまってる暦がちょい痛いなと思う。実際そういうものなんだろうけど。結物語が面白かったので、あっちのシリーズが読みたかったな。

  • 17年待ったらりすかの最終巻が読めるのか…。

  • 物語シリーズ23弾にしてモンスター・シーズン第一巻。

    結物語で就職した暦を描いたため空白になった大学時代を描くシーズンとのことです。
    で、大学一年の物語で、連続女子バスケ部員木乃伊化事件の犯人探しに元祖吸血鬼のDVSが絡みます。
    どんでん返しの一歩手前まではわかったのですが、真犯人は候補にはあったものの説明ができずやられまみた。
    それにしてもDSVの訪問理由がなんとなく納得できないので、今後も何か絡む予感がします。
    あと、食飼さんというおっらーな暗号解明名人の大学同級生の新登場人物や臥煙さんの結物語への伏線(後出しですが)が気になりました。

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西尾維新の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×