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- Amazon.co.jp ・本 (116ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062847049
感想・レビュー・書評
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978-4-06-284704-9 110p 2007・7・25 1刷
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イラスト図解を見ていて楽しみながら知識もつく。498.36/I (2階閲覧室)
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1項目あたり2ページ見開きになっており、右ページに解説、左ページにイラストという構成になっている。「見やすい・すぐわかる 図解大安心シリーズ」と銘打っているだけに、とても読みやすい。
この本の最大の魅力は、限られたページ数の中で睡眠のメカニズムから睡眠障害の原因と治療、正しい眠り方をわかりやすく説明しているところだ。睡眠障害と聞くと、不眠をイメージされる方が多いと思うが、真逆の「過眠」という症状もある。何冊か睡眠障害の本を目にしましたが、「過眠」について言及しているものはなかったような気がする(ナルコレプシーを扱っている書物は多いが)。
ただ、今の日本の最大の問題点は、「睡眠医療専門施設」と「睡眠の専門医」の数が少ないこと、睡眠障害が他の精神疾患と同等に扱われていることだ。睡眠障害を患っていても、治療開始まで数カ月かかることもあるそうだ。睡眠障害をもっと世間に知ってもらうためにも、この書物がより多くの方に読まれることを願っている。
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