パセリ伝説 水の国の少女 memory(6) (講談社青い鳥文庫)

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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062850193

作品紹介・あらすじ

わたしをおぼえていますか――?
ついに姿をあらわした、もう一人のプリンセス ミモザの目的とは?
パセリはいよいよ母国へ……そして<第六の能力>が目を覚ます――!

パセリとうり二つの少女ミモザは、パセリのふたごの妹で、今はフラム国の姫だった。にわかには信じられないパセリに、ミモザは母からのメッセージを見せる。早く母を救いたい!という思いにかられるパセリ。しかしその思いが、おそろしい事態を引き起こすとは……。窮地に立つパセリに援軍がかけつける。地下室の秘密を解いたパセリたちはついに母国アクア国に向かう。

感想・レビュー・書評

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  • これはとてつもなく切ない…信じていたのに裏切られるという。
    パセリが正直すぎたのも原因だけどね…
    でも世の中にはこういう人はいっぱいいるのよ。

    そしてすごく考えさせられるのは、
    ミラクル・オー=大きな力 の使い方ね。
    これをノンフィクション=今に置き換えると
    なんかすごく違和感を覚えますよね。
    きっと著者はその違和感を大事にしてほしいんだと
    思っているんだろうね。

    そして、本当に強い人はその力を
    本当に使いたい人に使うということ。
    それがつながったとき、ミラクル・オーはきちんとした力を
    発揮してくれるわけで。

    先が気になるな。

  • 「パセリー! パセリー!」
     背後でマリモの声がした。パセリはふりむかない。強く歯をくいしばった。
    「マリモもねー、ほんとうは言いたいことがあったのー。マリモ、パセリのことが大好きだって……。でも、今は言わない。だって、マリモ、待ってるからー。ぜったいに、ぜったいに、帰ってくるんだよー。」

  • パセリ伝説―水の国の少女 memory〈6〉 (講談社青い鳥文庫)
    倉橋 燿子
    講談社(2008-04)

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著者プロフィール

 広島県生まれ。上智大学文学部卒業。出版社勤務、フリー編集者、コピーライター を経て、作家デビュー。講談社X文庫『風を道しるべに……』等で大人気を博した。 その後、児童読み物に重心を移す。主な作品に、『いちご』(全5巻)、『青い天使』(全9巻)、『パセリ伝説』(全12巻)『パセリ伝説外伝 守り石の予言』『ラ・メール星物語(全5巻)』、『魔女の診療所(全8巻)』、『ドジ魔女ヒアリ(全3巻)』、『ポレポレ日記(全5巻)』、『生きているだけでいい!~馬がおしえてくれたこと~』、『夜カフェ(全12巻)』(以上、すべて青い鳥文庫/講談社)、『倉橋惣三物語 上皇さまの教育係』(講談社)、『風の天使』(ポプラ社)などがある。

「2023年 『星カフェ この気持ちが恋だとしたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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