- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062850810
作品紹介・あらすじ
「プレゼントのないクリスマスなんて!」――そうため息をつくのは、メグ、ジョー、ベス、エミーの仲よし四姉妹。大好きなお父さまも、南北戦争へ。そんなちょっぴりさびしいクリスマスで幕をあける、涙と笑いと愛に満ちた1年間の物語。おとなりに住む小さな紳士、ローリーといっしょに、あなたもゆかいなマーチ家の姉妹と、どうぞお近づきになってね。
感想・レビュー・書評
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まさに理想の家族像です!四人姉妹と両親の6人と大家族で、かつ貧しいながらも心が豊かな温かい家族の話です。特にマーチ夫人が素晴らしい方で、作中では悩める姉妹たちや父親のいない家庭を支えた強くて、心優しい、親切で温かな母だと思いました。
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4姉妹それぞれ個性的で可愛かったです。つくづく…こういう作品は、昔アニメで見た…世界名作劇場、アレはすごくよくできていたのだなぁと…本を読むと思うものだなと思いました。ところであとがきでこれから先のネタバレがサラッとあったのですが、確かに100年以上昔に書かれた本にネタバレもくそもないのですが、登場人物のデリケートな情報はそれでも…触れないでほしかったです…子供の頃読んでなかった私がいけないのですけどね…
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原書のPartI。はじめ、自分の記憶していた内容とちがうのでびっくりしたんだけど、子どもの頃はたぶん抄訳で読んでいたのね。
今読んでみると、一家はたしかに貧しいんだけど、おばさんは裕福だったり、おとなりに大きなお屋敷があって目をかけてもらったり、ところどころ都合がいい(笑)。
でもけっして上流階級ではないわけなので、「おとうさま」「おかあさま」に始まる丁寧さというのが、原書由来なのか、作られたイメージなのかちょっと気になってきた。今の子に読ませるのだったら、もう少しだけこっちがわに引きつけてもいいかもね。 -
まぁ、面白かった
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(2013-02-16)
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実はまだちゃんと読んでいなかった名作のひとつ。講談社青い鳥文庫版(中山知子・訳)で読んだ為、ひとつひとつのエピソードが簡略化されているのでしょう、サクサクと進みますが少し展開が突拍子もなくも感じられたり。それでも四姉妹の魅力は伝わってきます。4人が4人とも、ある種の少女の憧れであり理想なのでしょうね。そしてお互いがお互いのいいところ悪いところを認め合い、相手に羨望の気持ちも持っているところが四姉妹の魅力なのでしょう。
一番地味な印象のベスに、現実的な理想像が当てはめられていることに驚いたり。4人の個性はその後の物語たちのヒロイン像に影響を与えていることも判りますね。 -
低学年、中学年向け
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小学生の中級を対象につくられているためか、ちょっと話がはしおられている。あっというまの展開にちょっとついていけない。特に長女のメグはいつジョンを好きになったのか、またジョンはいつメグに惹かれたのかなど、この部分ははしおらないで欲しいと思った
若草物語で一番好きだったのはベスだなぁ。可愛いし愛らしい。