怪盗クイーン、かぐや姫は夢を見る (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
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感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062852333

作品紹介・あらすじ

怪盗の美学にかなう、次なる獲物は、なんと日本!舞台は、竹取の翁の末裔が住むといわれる、秘境、竹鳥村。狙うは、不老不死の秘薬"蓬莱"だ。そんなおり、竹鳥村では、絶世の美女、春咲華代をめぐって、現代のかぐや姫騒動が勃発していた。探偵卿の仙太郎やヴォルフ、クイーンの命を狙う暗殺臣まで乗りこんできて、竹鳥村は大騒動!はたして、蓬莱を手にするのは、だれか…!?小学上級から。

感想・レビュー・書評

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  • #ブックサンタ 2023年贈答用

  • 児童書とあなどるなかれ!
    “ちょっと前まで”私たちが持っていた煌びやかな夢と浪漫がココにある。
    快盗・・・もとい、怪盗クイーンの世界に酔いしれてみませんか?

    ハッピーエンドの「かぐや姫」あります。

    【長崎大学】ペンネーム:佐藤

  • あ〜〜面白かった!n回目の読了でやっとタイトルってあ!そういうこと?!となりました…

  • 今回のクイーンは基本的に誰かに変装しているため、あんまり出てこない。
    誰に扮しているのか?を考えつつ読むのがが楽しい。

  • むっちゃ読んだなぁ、クイーンも夢水清志郎も。
    久々に見てみたら新しいのがたくさん出ていた。
    シリーズごとまた読み直してもいいかもしれない。

  • 舞台は日本。かぐや姫。不死身のオオカミ。
    クイーンらしくてギャグ要素もあり、久しぶりに読んだけど楽しかった。

  • クイーンってそんなに恐怖を感じる対象なの!?と目を白黒させながら読んだが、最後まで読んで納得。見事なミスリードだった。 ジョーカーは今までいろいろ嘘知識をクイーンに吹き込まれてたのに、純粋にそれを信じてしまうあたりがジョーカーらしい。今回はヴォルフもひどい目にあっていて心底同情。

  • ヴォルフと仙太郎が一番仲のいい回。最後のクイーンたちのおちゃらけと、山の歌を必死で歌い続けるジョーカーが好き。

  • 怪盗の美学にかなう、次なる獲物は、なんと日本!舞台は、竹取の翁(おきな)の末裔が住むといわれる、秘境、竹鳥村。狙うは、不老不死の秘薬“蓬莱(ほうらい)”だ。そんなおり、竹鳥村では、絶世の美女、春咲華代をめぐって、現代のかぐや姫騒動が勃発していた。探偵卿の仙太郎やヴォルフ、クイーンの命を狙う暗殺臣(アサッシン)まで乗りこんできて、竹鳥村は大騒動!はたして、蓬莱を手にするのは、だれか・・・!?

    今までのシリーズとはちょっと変わったクイーンとジョーカーがそれぞれ別行動で進む展開です。探偵卿チームはほんとコントでしかなくて笑いながら読める。ヴォルフちゃんはせっかく彼女になったローテさんに火だるまにされないよう気をつけてくださいw昔話をハッピーエンドにするという面白い設定だったんですが、結局華代がクイーンじゃなくてあの人物だった、というのにはちょっとSF要素強すぎた感はある。正直それじゃ何でもあり、になっちゃう。クイーンとかぐや姫でいったらやはりかぐや姫が強いということになるのかな?

  • ヴォルフと仙太郎がコンビ化、お馬鹿さも増している・・・。ヤウズ君にも出てきてほしいけどちょっと作風選ぶかなぁ。と思っていたら、後書きにて、作者の、話を面白くしようとする姿勢に脱帽です。

    歌う山男と堀越組の頑張りと、俺の嫁アテレコに笑えてしまいました。
    まさかの本物ですよ、こわあ。
    これまで多々読んできた中でも、割とトップレベルな殺し文句が出てきてやられました。児童書なのにさ!!

    かぐや姫をうけつつ、人外確定なのでしょうか、一体どんな理由でそんなことに、その願いに切なくなってしまいましたわ。

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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