名探偵ホームズ サセックスの吸血鬼 (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062852692

作品紹介・あらすじ

ワトソンの古い友人から届いた手紙には、再婚した妻に関する奇妙な話が綴られていた。15歳になる前妻の子供を理由もなく打ちすえたかと思うと、自分が産んだばかりの赤ん坊の首すじにかみついて血を吸ったりするのだという。幽霊などまったく信じないはずのホームズが事件の匂いを嗅ぎつけ、捜査に乗り出すのだったが…。絶好調名作シリーズ。小学上級から。

感想・レビュー・書評

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  •  表題作を含む短編6話収録。
     ジュブナイル版だからかな、省略されてて話がいきなり飛んでるように感じる部分が結構あった。
     オチが唐突というか。

  • 「サセックスの吸血鬼」「三人のガリデブ氏」「這いまわる男」「ソア橋事件」「マザリンの宝石」「白い顔の兵士」
    短編六話からなる。

    「白い顔の兵士」はなんとホームズがペンをとって書いたものです。ワトソンとのやりとりが多いのが嬉しい。
    本文より
    「善良なるワトソンはそのころ、ぼくを見すてて妻と結婚生活を送っていた。それは、ぼくたちのつきあいを通してたったひとつ思いだせる、ワトソンの身勝手なおこないだった」
    って、どれだけワトソンのことが好きなのかを察して余りあります。

  • ホームズって、推理小説なんだけど、自分より健康な兄弟を妬む障がい者の兄だったり、後妻が赤子の側で口を血まみれにしていたのが、その兄に攻撃された赤子の毒を吸い出すためだったり。
    ある意味人間関係のドラマで、そう思うとホームズという人は、日本で言えば黄門様か大岡越前だっだりする。

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