トキメキ 図書館 PART1 -二人のそらとわたし- (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2012年6月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062852814
作品紹介・あらすじ
小5の夏休み、新しい町に引っ越してきた白石萌は、子犬のソラと散歩中に、同い年の男の子に出会う。犬と同じ名前だという宙くんは、ムッとしてるかと思えば、急にやさしく接してくれたりして、不思議な感じ。新学期に入って宙と同じクラスになった萌は、宙の過去を知り-。洋館風のステキな図書館、クラスメイトや司書の先生、そして愛犬とともに、萌の新生活がはじまる。小学中級から。
感想・レビュー・書評
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恋の話が好きな人におすすめします。
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実際の本を主人公が読んでいて、私も読んで楽しかった!と共感できたり、次の図書の参考になってとても楽しい。
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ソラと宙の名前が一緒だという設定がいいなとおもいました(^_^)
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(2018-04-21)
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二人のソラと言いつつ、この本の絵を描いている人もソラさんなので、実は三人いたりする。
この本では、図書館=学校と別棟になってる図書館 図書室=学校のひとつの部屋にある図書館 ということのようですね。学校図書館というものを少し知ってる人にとってはなんとも違和感がある表現ですが、仕方ない。
洋館をそのまま図書館にした学校図書館が、使いやすいかどうかは議論が分かれるところだと思いますが、主人公が気に入ったならそれはそれでいいでしょう。
司書教諭が専任というのも、またとても珍しく、そして素晴らしいことだと思う。
でも、いくら専任でも、運動会は一緒に参加してもいいような気がするなあ。
作者さんにとっての学校図書館のイメージなんでしょうね。 -
・そらという人と、もえがかっている犬のソラが同じ名前でびっくりしました。赤いかさをかしてくれた人がにゅういんしていて、とてもかわいそうでした。
・ひっこしてきた女の子の犬の名前と、ひっこしたまちの男の子の名前がぐうぜんいっしょだったことから始まる物語です。その男の子には、ふたごの兄がいて、お父さんと死んでしまったけれど、その女の子には、ふたごの兄が見えるわくわく物語です。 -
【図書館本】タイトルの“図書館”に惹かれただけで手に取った。児童書だし特に期待せずちょっと馬鹿にしてる部分もあった。けど読んでみると意外に読めた。児童書らしい急展開は多かったけど、小学生らしい友達関係とかほのぼのしてたし、和気あいあいといった雰囲気が楽しかった。タイトルの“図書館”はチラッと出ただけで深くは関わって来なかったのが残念。印象的には素敵空間だったので、今後に期待。
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かなり萌は、走るのが速いんだねえ^o^
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子供が気に入っていたので読んでみた。
公立の小学校に二階建ての洋館の図書館がある、というのがすごい設定だが、転校して来た主人公には宝物なのに、在校生にはその価値がわかっていない。それはそうかも知れない。