パスワード 終末大予言-風浜電子探偵団事件ノート(26)「中学生編」- (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2012年7月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062852999
作品紹介・あらすじ
探偵部なかまとミステリー本探しをするマコト、どんどん将棋の腕をあげるダイ、クラスメイトと学園祭の相談中のまどか、パソコン部でも明晰な頭脳で活躍する飛鳥-。多忙な中学生活を送る電子探偵団員たち。そんななか、陸上部をやめ新しいことに挑戦しているみずきに近寄る怪しい影が…。一方、レイさんは謎の紳士と地下でミステリーツアー中!?小学上級から。
感想・レビュー・書評
-
パスワードシリーズの最新刊。
小学生の時からかな?読み始めて、もう私は社会人になりました。
彼らはやっと中学生。
青い鳥文庫だし、楽しい楽しくないじゃ、もはやないんだけどね。笑
シリーズだから意地で読んでるところもある。
でも、無茶な設定が、アニメっぽくていいよね。
で、途中のクイズとかも、簡単だから詠むテンポを落とさずに解ける。
なんだかんだ嫌いじゃなくて、ずっと買ってるって感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
APK48公式キャラクター【まゆ】がオススメする本ダヨッ!
-
流川幻水三部作完結編。
パスワードシリーズはこれで32冊。
今までの登場人物も出て来て、正直誰だか分らない…。
320ページもあってボリュームたっぷり。
ちょっと冗長に感じた。
レイさんと幻水が一緒に謎を解いてだんだんと核心に迫っていく部分はハラハラ出来た。
でも、実は…。
信用のならない人と一緒に行動するところからしてちょっと迂闊すぎるよレイさん。
今時の探偵はスマホで検索か…。
ちょっとイメージダウン。
電子探偵団のみんな行動力ありすぎ。
まこととみずきもいいけれど、まどかとダイも応援したい。
まどかの暴走推理で物語を書いたらはちゃめちゃなのが出来て面白そう。
前ほど考えても分らない問題は少ない気がする…。
ポンポンとパズルが出て来て楽しめたけれど、ダジャレ問題が本当に多くて難しいのは稀。
大西さんのパズルブック出してほしい。
「コンピューターは今や人間にとってかけがえのない便利なツール」という文が飛鳥のときと、ネロのときとで2回出てきた。
確かに必要不可欠なものとなってきているけれど、「かけがえのない」と言ってしまうのはどうかと思う。
確かに今の社会はコンピューターなしではもうどうにもならないところまで来ているのかも知れないけれど。
今更気付いたけれど、中学生編になってから「パソコン通信探偵団事件ノート」から「風浜電子探偵団事件ノート」になっている。
やっぱり今時「パソコン通信」は古すぎるか。 -
レイとみずきが事件に巻き込まれる。
そこで見せる電子探偵団の結束力が見事。
今回は謎解きというよりは、純粋に話を楽しむ感じ。
もちろん、パズルも入ってくるけど、うまいこと話の中に入っていて、一部分として意識することなく読める。
みずきはそれ以上強くなってどうするのか…と少し思ったり。笑 -
風浜で発生したレイの同級生も関わった事件の真の背景には、大きな謎が残っていた。
レイの前に現れた「謎の男」の狙いはいったいなんなのか?
そしてレイの決断は…?