真田幸村は名探偵!!-タイムスリップ探偵団と十勇士忍者バトルの巻- (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2012年12月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062853255
作品紹介・あらすじ
慶長十九年、高野山のふもと九度山村では、豊臣の援軍要請に応じた真田幸村が打倒徳川を目指し十勇士たちと大坂へ旅立とうとしていた。和歌山藩主浅野家が監視の目を光らせてはいたが、幸村は何とかうまくかわして脱出するべく準備を整えていたのである。しかし、そこへ香里、拓哉、亮平の三人組がタイムスリップしてやってきたために、せっかくの計画が狂い始めるのだった…!小学上級から。
感想・レビュー・書評
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読書メーターで見かけた本を購入。大河ドラマ真田丸を楽しむために子供と共読。このシリーズたくさん出ているのですね。子供達がタイムスリップして歴史偉人に会っていくという設定はとてもよく、内容もクイズなど盛り込まれていて大人にも難しくて良いのですが、ちょっと文章が読みづらいのが難点。でも何せ設定がいいのでまたシリーズ買ってしまいそう。
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チビ1号、移動図書館にて
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九度山村に謹慎中の真田雪村とその息子、大助が大阪冬の陣の前夜、大阪へ脱出する時へタイムスリップ。
真田雪村はゲームとかではよく出てくる名前だけれど、日本史の授業では名前すら出てこなかったような気がするのでいまいちピンと来ない。
真田十勇士も名前は聞いたことはあるけれど、猿飛佐助や霧隠才蔵がここに出てくるとは驚き。
三代目服部半蔵も敵役として登場。
服部半蔵という名前が何代か継がれていたとは知らなかった。
水責めにあった井戸の中で香里たちが生き埋めになりそうなシーンはいまいち。
実際なら死にそう。
真っ暗闇の中であんなに動き回れなさそう。
いつも香里たちが歴史上の人物に体当たりして倒したりしているけれど。
確かに昔の人の方が背が低いから現代人よりは体格差がないのだろうけれども、武術を習っているわけでもない中学生が、というのは無理がある。
アクションシーンが毎回現実味が薄い。
でも、読み終えてからサブタイトルを見ると、毎回サブタイトルが内容をしっかりと表している。
確かに忍者バトルだった。
井戸を出てからの後半も冗長に感じられた。
父親にびくびくしてばかりの大助が最後、一人前になったあたりはよかった。
唐突すぎるけれども。
豊臣秀吉とか、服部半蔵とか、過去作に出てきた人物も何度か登場し、記憶を手繰るのに一苦労。
この本には全っく関係ないけれど、ブクログの携帯版が1月29日で終了するとかでショック…。
時代はスマホか…。 -
APK48公式キャラクター【まゆ】がオススメする本ダヨッ!
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何度もいろんな時代にタイムスリップしているので行った先で自分たちの噂を聞くようになった。
このシリーズを読んで歴史の流れを知ることが出来てよい。