探偵チームKZ事件ノート 青いダイヤが知っている (講談社青い鳥文庫)

著者 : 住滝良 駒形 藤本ひとみ

• 講談社 (2014年10月10日発売)

作品紹介・あらすじ

女の子と一緒にコンビニから出てきた若武。お互いのソフトクリームを交換するなど、かなり親しげな様子の２人に驚く小塚。それを見送りつつ、頭によぎったのは、超・高級ダイヤの盗難事件と、自分を大きく変えた出会いのことだった。美しい青年早川の企みと街を揺るがす大事件の結末は！？　そして若武の「恋」はどうなるのか！？

感想・レビュー・書評

[akikobbさんの感想 · 2024年1月18日]

　小塚君視点。アーヤと出会う前の男子四人のお話。
　お母さんと三人の叔母様（ちょっと厄介な家族みたいな扱い）。“甘やか”な笑顔の浩史さん。尊敬できるが遠くにいるお父さん。ヤンチャな友だち（若武、上杉、黒木）ができてちょっと自分が変わる。…そんな感じ。

[りりうさんの感想 · 2023年6月28日]

まだカッズが彩と出会っていない時の話。
小塚くん目線で書かれていた。
そっか、私小塚くんがカッズのみんなと馴染んでるのの理由知らなかったんだ。ていうか元から仲良いのかと……(￣▽￣;)

[薔薇蟲子さんの感想 · 2023年4月27日]

小塚くんメインのお話。改めて小塚くんがとても優しい良い子なのだと再確認した。他のメンバーでもメインのお話をやって欲しいな〜。

[ゆきしずくさんの感想 · 2023年2月6日]

ツバメを心配していた小塚くんも、ツバメのためにオーストラリアに行った浩史さんも優しいなぁって思った

[sakopyさんの感想 · 2024年2月15日]

自分が何を喜ぶのか
自分が何を楽しいと思えるのか
それが何を求めるのか
自分で考え
自分な好きなことを表現できる
って当たり前ではないんだよね
あの人に気に入られるように
あの人に喜んでもらえるように
大切な考え方の一部なのかもしれないけど
そればかりになってしまって
自分がなくなることって
恐ろしいよね

[だもさんの感想 · 2023年1月17日]

小塚視点

[読生さんの感想 · 2018年6月24日]

彩さんが出てこない方が読みやすい…。
相変わらずなんて地獄のような世界に住んでるんだろうとは思うけれど。
しかしやっぱり、この物語の登場人物の、教科に対する認識は、極端というか、歪んでる気がするなあ。
大介くんはその後一体どうなったんだろうな…。

[まにゃらいもさんの感想 · 2016年1月24日]

今回は小塚クン視点の話。

KZ結成前の話で、アーヤ以外の男の子達との出会いが分かりました。
小塚クンは他の3人と毛色が違う感じなので、どうやって仲間になったのか、興味ありました。

人は勧善懲悪とはいかないもので、何かを守るために何かを犠牲にしなくてはならないこともあるのでしょうね。

著者プロフィール

千葉県生まれ。大学では心理学を専攻。ゲームとまんがを愛する東京都在住の小説家。性格はポジティブで楽天的。趣味は、日本中の神社や寺の「御朱印集め」。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート　特装版　校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」