海は生きている (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062856379

作品紹介・あらすじ

わたしたちのまわりには、海のおくりものがいっぱいです。魚や海藻、そして塩。「波や潮」という水の力もそうです。石油や、木材、食料は、水の力を借りて、船で運ばれてきます。一方で、津波という、海と人間のたたかいもあります。海の水が雨になり、森や田畑にふりそそぎ、川をとおって海にもどる。この、水のつながりはいのちのつながりでもあります。陸に生きるわたしたちと海との関係を見つめなおす「生きている」シリーズの完結編。

*青い鳥文庫収録にあたり、東日本大震災の被害について加筆し、写真やイラストを一新してお届けします。

<小学校中級から・すべての漢字にふりがなつき>

著者プロフィール

●著者/富山和子(とみやま・かずこ)
群馬県に生まれる。早稲田大学文学部卒業。立正大学名誉教授。日本福祉大学客員教授。評論家。主な著書に『日本の米』『水と緑と土』(中公新書)『水の文化史』『水の旅』(中公文庫)がある。児童向けには、『川は生きている』『道は生きている』『森は生きている』『お米は生きている』『海は生きている』『びわ湖』(以上すべて講談社)がある。『海は生きている』は、青少年読書感想文全国コンクール課題図書にも選ばれた。川、道、森、お米、海と続く、「生きている」シリーズは、日本の自然と人々の営みをわかりやすく説いた児童向けノンフィクション作品としてロングセラーとなっている。

「2017年 『海は生きている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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