翔べ、遥か朝焼けの空 幻獣降臨譚 (講談社X文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062866200

作品紹介・あらすじ

ミルヒランド公国を守護するのは、氷の狼フェンリル。その本当の遣い手に出会ったアリアは、幻獣と乙女のあり方が現状のままでよいのか、失われた闇の剣の行方を追うべきか迷いつつも、クルサードとともに、故国へと帰る決意をする。一方、ライルは故郷を、シェナンはアランディの街の人々を守るため、シュータンの兵たちと激突していた。生き残りをかけて、それぞれの戦いが始まる。

感想・レビュー・書評

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  • P98より
    「祖国のため、故郷を守るため、そしてリアラ女神の御為 騎士たちは戦いに赴く。しかし、頭でわかっていても、悲しいかな人の子の身では、気持ちまではついていかない。そのー守るべきもの、善しきもの、美しいものを具体化したのがー先ほどの貴女の姿だったのだ」

    「本当は、戦いになんて誰も行きたくない……だが、行かねばならるのならば、祖国やそんな建て前のためよりは、美しい乙女の笑顔を守るため、というほどがどれだけいいか」

    「貴女が祈る姿は崇高だった。美しく、清らかで、リアラ女神の愛し子、そう感じさせた。貴女を守ることができるなら、と、騎士たちは勇気づけられた。 -そしてその勇気のおかげで、何人の命が救われることか」

  • 発売前は、ついにアリアちゃんもリスタルに戻るのか?!
    なんて期待していたのですが、今回もまだミルヒランドにおりましたw
    まぁ、あれだけ世話になっているのに、キーラたちに挨拶もなく別れるわけもないから、しょうがないのかな?
    これでキーラ達とは別れてしまったのは残念ですが、これからアリアちゃんはリスタルに戻って何をするのか。
    ディクスはどうなってしまうのかとか、ライルは無事に生き残れるのかとか、とてもドキドキの展開が待っていそうです。
    とても楽しみ!

  • とても楽しみに待っていた新刊なので読み終わるのがもったいなかった。あとがきで作者が「伏線を全部張り終えた」と書いているのでこのあと怒涛の展開なのか、と思うとワクワクします。しかし、じいさんの正体があれだったとは・・・! 

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