迷宮のファントム (講談社X文庫ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062866972

作品紹介・あらすじ

特殊な声ゆえに、いじめられていた冬馬。そんな彼を「あなたは、ソプラニスタなの、奇跡の声なのよ」と言って、励ましてくれたのが茉莉奈だった。その彼女がフランス、ロワール地方の古城を校舎にした全寮制芸術学院に留学して、一年もしないうちに自殺した。常に前向きだった彼女にいったい何が!?彼女の死が受け入れられない冬馬は、自分の嫌いな声を武器に、彼女が通った芸術学院に入学する。

感想・レビュー・書評

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  • 2012年11月13日読了

    うっかりBL展開を望んでしまいそうな終わりだったなぁ。
    フレデリックと冬馬が今後、どんな関係を築いていくのか気になる。その辺りは続編で少し語られるといいな。

    読み口はあっさりしていてサクサク読めた。設定が好みなので文句はないかな。無難に仕上がってる。
    一人の少女がきっかけになって冬馬の運命を変え、また学院の闇も暴く…と言ったちょっとした冒険譚かな?人間関係よりは事件に重きを置いている感じだったので、アルと冬馬の話が見たかったな。同室だけというだけではちょっと押しが弱いと思う。
    事件を通じて、自分と向き合った冬馬の今後に期待。

  • BLじゃないんだ(笑)ちょっと駆け足気味な気もするけど、少女文庫ミステリーとしては上出来。せっかくの良い舞台とキャラなので、シリーズ化希望。

  • 帯「絡みあう声の恍惚と官能!!」なんというホイホイ・・・っ
    結論から言いますとBLではないです。所々おや?と思うことはありますが、いたって普通の小説。設定読んだら期待する・・学園BLを!個人的にはラスト詰め込み過ぎだったような・・・?もっと学園生活読みたかったなぁ

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