追いし、恋し (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 59
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062867078

作品紹介・あらすじ

身寄りがなく遠縁の立木家に引き取られた暁慧。彼は立木家の長男・晃逸に、「もっとわがままになっていいんだぞ」と初めて優しさを教えられた。しかし晃逸は、祖父と喧嘩をして家を出てしまう。「俺はいらない?」そんな意味深な言葉を残して。四年ぶリに再会した二人は、お互いがなくてはならない存在だと気づく。しかし、晃逸にはある秘密ができていて…。オトメンな兄と古風な弟のキケン義兄弟LOVE。

感想・レビュー・書評

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  • 兄弟ものとしては普通に面白いのだが、
    晃逸に望まなかった子供がいる点で、もやっと感があります。
    自分には子供地雷がありそうです。

  • 評価高くないようだから、どきどきしながら読んだら
    思っていたよりも好きなお話だった。
    若干「それ、刷り込みだから。別の、女性好きになったのがいいよ」と
    受に忠告したくなったけどw

    受のことが好き好きすぎる攻が変態ぎみ……

    一応読者への配慮なのか、攻の子どもじゃない可能性が高い、てのを
    匂わせてはいるものの、子どもの存在は衝撃。
    受が好き好き大好きな変態のクセに4年も音沙汰なしだった理由なのかな。
    好きな子に似た女性に手を出すというところで、
    かわい有美子さんの『いとし、いとしという心』をなんとなく連想。

    今時の高校生らしからぬすれてなくて古風な受が可愛かった!
    「兄上」と呼ぶところにもすごく萌える!
    ろむこさんの、特に犬耳のイラストも素敵だった。

    「血が繋がらなくても家族」で、4人みんな仲良く暮らせばいいよ!と思う。
    おまけの番外編で曾孫ににやけるじいさんとか、読みたかったなーw

  • 「兄上」にちょっと萌えなかったかな。
    シチュエーションは義兄弟でよかったのですが、ストーリー展開が今一つ好きではなかったのが残念でした。
    兄の行動がちょっと腑に落ちなかった。

  • 兄上って、兄上って! いやーん、なにこの受の可愛さっ♪ 真面目で奥ゆかしくて言葉使いも丁寧で、どこの武家のお嬢様かって感じの暁だが、流石は武道家。ピシっと一本通ってて、男前です。 攻も可愛いもの好きで若干ヘタレ入っているが、やはりこちらも武道家。決めるとこは決めてます。ドカンと大きな展開はないけれども、家族の愛情とか葛藤とか絆とか、その辺がぎゅっとつまった作品ですね。お祖父さんがまたいい味を出してます。間違いなく助演男優賞。そして萌えワードは「ふしだら」。

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