料理男子の愛情レシピ (講談社X文庫)

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著者 : 犬飼のの
制作 : 香林 セージ 
  • 講談社 (2013年9月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062867788

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料理男子の愛情レシピ (講談社X文庫)の感想・レビュー・書評

  • スイートな恋愛ものと見せて、実はズキリと鋭い痛みを内包しているストーリー。そういえば同じく香林セージセンセのイラストだった「二次元恋愛」、「三次元恋愛」も、ただの胸キュンではなく切ないものがあったのを思い出しました。
    そのことをすっかり忘れ、胸キュン!と思い込んで読み始めて、思わず涙。またしてもセンセにやられてしまいました。

    クッキングスクール講師の周は尽くし型の受で、過去の恋愛はいつも好きな男の世話を焼くうち段々相手から便利な存在扱いされ、ダメになってしまうことばかり。
    そのせいで、スクールの生徒の年下イケメン夏川にひと目惚れしても臆病になって、好きで好きでたまらないのに必死で想いをセーブして、悶々としてしまいます。ノンケの年下男を好きになってしまった周の葛藤が、すごく伝わってきました。
    一方の夏川は、最初の印象では周のことをただ先生として好きなのか、恋愛対象として好きなのか、なかなか分かりにくいところがあって、それが逆に興味をあおるポイントにもなっています。
    夏川がなぜ周に惹かれたのかというのは、周ばかりではなく読者にとってもとても気になるんですが、夏川が言わなかったある事実も大きな要因だった気がします。周の尽くす気持ちが、ここでは良い方向に作用したように感じました。
    その後、事実を知った周の苦悩には、いろいろ考えさせられました。これは深かったです。周が相手の幸せを考えすぎて、自分ではダメだと思い込む気持ちにはほんとに切なくなりました。
    でも、夏川によかれと思って一芝居うった場面の智成の言葉で、大事なことに気付けてよかったです。ノンケの方が絶対幸せとか、ゲイは不幸だとか決めつけてる、と周に忠告するんです。智成、思ったよりイイ人でした。

    周が前向きに頑張ろうとして、ほっとしました。彼なら絶対夏川を幸せにできると思うし、周も夏川にならずっと大事にされると思えるエンディングに安堵。
    重みのある話で、読みごたえがありました。

  • シリアスなイメージがあった犬飼さんですが、今回はほのぼのした話。
    料理教室の生徒×講師
    受けが見かけ(挿絵のイメージだけど)によらず積極的でびっくりした。かなりエロイです。

  • 辛口です。


    イケメン攻め、好きだけれど…この話でいえば普メンが合っていたかも。受けはただのイケメン好きなんじゃ?と思ってしまう。
    あと攻めが優しすぎて…。受けからの突然の別れに突き詰めずに一旦は身を引いたり。お互いこの人じゃなきゃダメというエピソードがあればなぁ。
    エッチ描写を料理に例えるのは凝ってるなぁと思いつつ、ちょっと読んでて我に返った瞬間でした(笑)挿し絵のHシーンも白抜きすぎてそういうパンツ穿いてるのかと思た( ̄▽ ̄;)

  • しんみりするところはあっても結構さっぱりとした感じの作品で、「感動」などの言葉に表すのは難しいです。
    ただ、主人公の周のジェンダーが乏しく、女性相手だからこうあるべき未来があって…という概念が幼くて冷めてしまいました。まぁ、未来は所詮可能性だけしかないので、それをどうこうできた周は頑張ったし、ちゃんと恋愛できたんだと安心しました。

  • 料理学校の講師、周は初心者コースの受講に来た二歳年下の光司に一目惚れしてしまう。
    ゲイの周と違い、ノーマルの光司。
    けれども光司も周を好きになり、両想いになった二人だが、ある日、仕事に送り出した光司の家で、光司の秘密を知ってしまった周は…。

    光司を想いながらも、幸せな家庭を持ってもらいたい周は別れる決意をするが、本当の幸せとはなにか。
    ゲイだから…という理由で好きな相手を手離すのは間違ってると気付いた周はクリスマスが終わる夜、光司の家に行き、想いを告白する。

    ラストに光司が秘密にしていた家族の秘密、告白があり、ハッピーエンド。
    周と光司、そして周の母親と、幸せに暮らす未来が見えてくるラストでした♬

  • 初、犬飼作品でした。
    思っていた話と違いました。
    話は地味だけどその人によって幸せとは何か、じっくり書かれていて面白かった。

  • さわやかイケメン×お料理教室講師

    さわやかイケメンと思わせつつ、隠している過去(?)
    があったり、この作家さんは作品の中にサラっと同性であるがゆえの
    葛藤を入れてくるのが好きです。

  • うるうるで、キュンキュン!相手のこと思って身を引こうとする周に号泣。末長く幸せでいて欲しいな。

  • さすが犬飼さん、ラブコメかと思ったら意外に読み応えありました。相思相愛になるまでもハラハラさせられたけど、相愛になった後も山ありで良かった。王道なんだけど改めて考えさせられちゃいました。お料理の話も楽しかった。★5じゃない訳…講師が包丁を生徒の足に落として怪我をさせたのに手料理ご馳走でチャラってエピはないわ。

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料理男子の愛情レシピ (講談社X文庫)の作品紹介

クッキングスクールで講師を務める牧野周の教室に、珍しく男性の生徒が入学してきた。料理を真摯に学ぶ爽やかで端正なその青年・夏川光司に一目で恋をしてしまう周。強く惹かれていく気持ちを抑えられない一方で、ノン気の夏川の相手として自分は相応しくないと悩み、素直に好きだと言い出せない。やがて、夏川の衝撃的な秘密を知ってしまった周は、彼の幸せのために身を引く覚悟をするが・・・・・・!?

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