- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062881005
感想・レビュー・書評
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第1部 一神教を理解する―起源としてのユダヤ教
第2部 イエス・キリストとは何か
第3部 いかに「西洋」をつくったか
新書大賞2012
著者:橋爪大三郎(1948-、神奈川県、社会学)、大澤真幸(1958-、松本市、社会学)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グローバルを主導している西洋社会の根幹にあるキリスト教。西洋人の態度として現れてくるキリスト教の基本的な考え方が勉強できる良書。ユダヤ教とキリスト教との違い、キリスト教の成り立ちの部分は面白かった。キリスト教普及後の世界は宗教学的な論調で物語を読むような感じだった。それにしても2000年も前に普遍的に弱い人間の心を救う言葉を残したキリストはすごい。そしてその後多くの「解釈」を経て成長し続けてきたキリスト教。勉強してみる価値ありです。"
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宗教
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現代社会において基本となるのは西洋文明で、その西洋文明の根底に厳然としてあるのがキリスト教。 西洋人なら血肉として理解しているキリスト教も、多くの日本人には「なんとなくそういうもの」としてしか理解するとこが出来ていない。 このキリスト教という物を一神教とは何なのか、そのキリスト教という一神教の成立の背景、キリストとはどのような人物であったのか、そしてキリスト教という物がどのようにして西洋精神の中に浸透し、影響を与えるようになっていったのか、そういったことを対談という形で解説している。
「ふしぎなキリスト教」と簡単そうなタイトルをつけているけど、内容はかなり難しい方じゃ無いだろうか。 宗教学、宗教史、新約聖書、旧約聖書、西洋哲学と内容は多岐にわたってしかも深い。
自分も内容を理解したとは言えないが、それでも要所要所でなるほどと思わせる物があった。
西洋文明を理解するために必要となるキリスト教の精神と考え方へのアプローチとしては良書だとおもう。 -
目から鱗のキリスト教解説書。対談なので読みやすい。
一神教における、神とは絶対的な存在であり、善行を積めば救済されるという考え方は神の絶対性とは相入れない。
4福音書のルーツ、成立時期の特定。福音書はもう一つはあったはず。
キリスト教が西洋の近代化に寄与したのは、ローマ帝国が強すぎて、宗教法を持てなかったため。後世になっても世俗法は自由に作らせた事が大きい。
プロテスタンティズムの倫理と資本主義。カルバン派の予定説とは抽選の終わったクジを売るようなもの。買う方は夢を持てないが、どれが当たりかは神しか知らないのだから、確率論的には同じ事。
予定説に立つと誰も努力しなくなると思いきや、誰も努力しない環境の中で1人努力する人がいると、それこそ真に救済を受ける人だと認識され、結局大多数が努力する?苦しい。
日本人の多神信仰は、神の干渉を薄める効果がある。 -
ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
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この本は面白いです。内容は著者二人のキリスト教に対する対談を本にまとめたもので、前書きで筆者が「絶対に面白い」と自画自賛していて、本当かなぁ、と思いながら読んだんですが、本当に面白いです。
キリスト教の成立や、ユダヤ教、イスラム教徒の比較。一神教と多神教について。またキリスト教の西洋文化への影響など。ははー、と思う内容がたくさん含まれています。
まぁ私は学者でないので、この本で語られている内容の真偽はよくわかりませんが、しかし、非キリスト教徒が多少なりともキリスト教や、キリスト教的なものを理解するのには大いに役に立つでしょう。
いやしかし、本当に面白いです。宗教の世界は奥が深いです。そのことがよくわかる本です。 -
三位一体とか、門外漢には分からないことが多いキリスト教だな。それを分かりやすく説明してくれるのだけれど、やっぱり分からない(汗)。
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さすがに「目からウロコ」ってことはなかったけれど、キリスト教の成り立ちがわかったかな。宗教として意外とアバウトなところが特徴だったのか…