「若作りうつ」社会 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062882491

感想・レビュー・書評

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  • 今は大人になるのは難しい時代。それをサブカルチャーで輸出してる。

  • 地域社会の崩壊によって、地域における年寄りの役割が不要になり、尊敬されるどころか厄介者として扱われるような時代になったという説明が興味深かった。
    年を取った時、自分は社会に、また自分の人生に何を残せるのだろうと考えさせられた。

  • 「若作りうつ」という題名にまず魅かれた。
    年をとることの価値観の世代間の差が著者の興味深い視点で説明されていた。
    皆に愛されるか否か、モテるか否かを問われた世代による社会でどう社会適応するかが求められているとあり、共感できる部分あり。
    エリクソンのライフサイクル論はとてもわかりやすい。
    世代間の相互影響についてを意識しながら、いろんな世代との学び合いを心掛けたい。

  • 上手く歳を取るのが難しい世の中だというのは自分の感覚ととてもよく一致している。年上の人を事例としてみて我が振りなおすしかないという処方箋はあまり役に立ちそうにないが。

著者プロフィール

1975 年生まれ。信州大学医学部卒業。精神科医。地域精神医療に従事する傍ら、ブ
ログ『シロクマの屑籠』にて現代人の社会適応やサブカルチャー領域について発信
している。
著書『ロスジェネ心理学』(花伝社)、『「いいね!」時代の繋がり』(エレファントブッ
クス新書)、『「若作りうつ」社会』(講談社現代新書)

「2014年 『融解するオタク・サブカル・ヤンキー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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