闘うための哲学書 (講談社現代新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062882903

感想・レビュー・書評

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  • 哲学の有名どころに対して、理想主義と現実主義の二人の著者が議論していく本。この人の打ち立てた哲学はこうである、という説明に留まらず、こういう見方や課題がある、という事まで見せてくれるので、なかなか面白いアプローチに飽きる事なく読める。
    ただし、逆に実際の各哲学の論点が消化不良になり気味なので、後でゆっくり読み返したいと思う。

著者プロフィール

1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。
京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。
全国各地で「哲学カフェ」を開催するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。NHK・Eテレ「世界の哲学者に人生相談」、「ロッチと子羊」では指南役を務めた。最近はビジネス向けの哲学研修も多く手がけている。専門は公共哲学。
著書も多く、ベストセラーとなった『7日間で突然頭がよくなる本』や『ジブリアニメで哲学する』、『不条理を乗り越える』、『前向きに、あきらめる』等をはじめ、これまでに100冊以上を出版している。YouTube「小川仁志の哲学チャンネル」でも発信中。

「2024年 『60歳からの哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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