明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法 (講談社現代新書)

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著者 : 佐藤尚之
  • 講談社 (2015年5月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062883023

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明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法 (講談社現代新書)の感想・レビュー・書評

  • 情報が世界中の砂の量くらいになった砂一時代、人口の半分はネットを日常的に使わないのでマスベースのリーチが効く。ネットを駆使する相手にはファンベース、つまり友人知人を介した自然な声を伝えること、そのためにファンを支援しファンとともに育つこと。

    今はまだ、砂一以前の人も多いし、砂一であってもマスを経験してきている。砂一ネイティブな世代ばかりになって、意志ではなく年齢や境遇などの要因で砂一アクセスとの距離の差が開くようになると?

  • 一番のファンとしっかり向き合っていく、それが生きる上でも大事だなぁと思います。

  • 砂一時代
    ファンに伝達する

    わかりやすい一冊。プランナー目指すなら一度は読んでおくべき本。

  • 明日の〜シリーズ第三弾。いまの時代に即した、コミュニケーションプランニングの教科書といった雰囲気。広告やプロモーションの受け手を2種類に分け、それぞれに対するアプロチーチの仕方を説く。

  • まず
    ・5670万人は毎日検索しない。
    ・コミュニケーションは売り上げのためではなく、お客さんの喜びのため。「この情報に会って良かった」

    マイルドヤンキーも1000万人くらいいる
    テレビ効果あり

    友人知人が砂一時代の最強メディア
    SNS最強という意味ではない

    メディアとはミディアム「中間」の複数形

    競馬を語るオーガニックリーチは影響大
    競馬の動画がシェアされるだけでは競馬の興味は大きくならない。

  • 『明日の広告』ほどの インパクトが薄れてしまった。

    情報格差を
    「砂一時代の人」と「砂一時代以前の人」 と切り分けたが、
    いまいち 言葉が 大人になっていない。
    マーケティングのプロだからこそ
    このようなところに もっと情熱を注ぐべきだが
    残念ながら そういうことをしない人かもしれない。

    『ネットを毎日利用しない人は、約5670万人にものぼるのである。』

    言われてみれば、そうなのだが。
    この 砂一時代以前の人 が従来のマーケティングが
    対応できるのかどうかは 明らかにされていない。
    ちょっと 切れ味が 悪いのだ。

    この本の限界は 『伝える』ことだけに 特化している。
    商品を買ってもらう と言うことには 関心がないようだ。
    仲間、Facebook,そして ファンベース。
    その中における コミュニケーションデザイン。

    たぶん 袋小路で 突破できないと言ってもがいているのだろう。

    『オーガニックな言葉』に『共感』させ、『共創』する。

  • 具体的な数値がたくさんのっていて説得力があります。フェイスブックを仕事で使おうとする方は一読すると良いと思います。

    私は後ですぐに数値等を参照できるように必要なページにインデックスをつけて資料みたいにして使えるようにしました。

  • 伝えたい相手は二種類。それぞれに合わせたプランニングが必要。

    意識すること。徹底したファンベース。ファンにサービスを伝えてもらうための背策が大事。
    もちろん、これまだ通りのますベースも続けていくことはもちろん。

  • 「雑誌WIREDのウェブ記事によると、2010年、世界に流れる情報量はゼタバイトの世界に突入したらしい」という文章で始まるこの本は、私が読んだ新書の中では『ザ・プラットフォーム』以来のインパクトだった。つまり、私が知らなかった視点からのビューが描かれている。マーケティングを担当している同僚に聞いたら、それほど新しい話でもないようだが、それでも私にとって、ネット環境にまみれている人と、それ以前の生活を続けている人とで、マーケティング的なアプローチが違うということは、とても新しい視点だった。では、あなたがどうしても伝えたいその「情報」は、どうすれば相手に伝わるのか。

     このように「砂一時代の人(ネット環境にまみれている人)」と「砂一時代以前の人」ではプランニングを切り分けるべき!という話がこの本の前提条件なのだが、日本の人口の半分は、情報のシャワーを浴びている「砂一時代の人」だが、残り半分は、依然としてテレビなどの既存メディアから情報を得ている「砂一時代以前の人」たちだということも分かった。私はプランニングやコミュニケーションの仕事に携わっているわけではないが、ビジネスに参加している者の一人として、この本に書かれていることを常識として身につけておきたい。

  • 生活している中でなんとなく感じていた、「CMが昔ほど話題にならない」とか、「ネットで何でも探せるのは本当か?」といった感覚をうまく説明づけていると思う。情報が多すぎて、本当に自分がほしかった情報がどれかわからなかったり、相手に伝えたいことがうまく伝わっているのか自信がなかったり、現代のコミュニケーションの不安を解説して、どう伝えるべきかを提言している。コミュニケーションは難しく考える必要がなく、結局は相手の気持ちになって、周りを大切にできるかどうかだと思った。

    販売業をしているので、お客さんが私たちに求めているものについて考えさせられた。情報がたくさんあり簡単に手に入れられるということは、知識がたくさんつく一方で、情報洪水におぼれてどの情報が自分にとって合っているのか、編集する技術を求められがち。そんななかで販売員として、ベストな提案ができることが大切。

  • 2度目の読了。インターネットが普及してきた中で溢れまくっている「情報」。自分にとって沢山の人に届けたい情報だとしてもどうやったら届くのか、そして伝わるのかについて細かく書いてある本である。

  • 国民の半分が情報”砂の一粒”時代以前の生活者で、彼らには従来「マスベース」でのプランニングで伝わる。
    もう半分の砂粒時代の生活者には友人知人を介したファンとのコミュニケーションをプランニングした「ファンベース」
    が必須。
    非常に示唆深い本。

  • SNS時代は情報が溢れているので
    情報を広めるためにはターゲットを決めて
    「ファン」をつくることが大事。

    説明の図が多かったこと、参考書籍が
    多かったことも良かった。

  • 本書は、著者が自ら言う通り、くどい。
    あまりにくどい。長々くどくど。あまりにくどくて3回くらい吐きました。
    半分のベージでまとめられるだろうし、その方が効果的に読者に伝わる。
    「砂一時代」ではうざい伝え方は逆効果と述べているのに、本書自体がそうなってしまっている。

  • 砂一時代以前、以後で、マーケティング戦略を変えるべし。それ以外は、あまり目新しさはなかったが、それを認識させてくれただけでも良かった。

  • ファンベースのプランニングの必要性を説いている。
    今回は事例がなかったが、十分プランニングの参考になる内容だった。

    また重要な情報として、以下があった。
    ネットを日常的に利用している国民としていない国民は半々だ。半分の国民は日常的に検索を利用しない。

    -----

    memo

    30
    2010年の1年間で、世界中の砂の数と同じ1ゼタバイトの情報が流れた。(中略)極端に言えば、こう言い換えてもいい。あなたが伝えたい情報は、生活者にとってはたった「砂の一粒」である。

    54
    まとめよう。
    ・情報“砂の一粒”時代
    ・仲間ごとの急激増
    ・超成熟市場
    ・メディアやツールの激増
    ・エンタメ過剰

    58
    「ネットを日常的に使っていない人」について(中略)主に都会で働いていて、ネットを空気みたいに使いこなしているマーケターたちは、彼らの存在を結果的に無視してきたし、いまでもあまり重要視していないように見える。

    63
    たとえば、「ネットを毎日利用しない人」は、約5670万人にものぼるのである。

    81
    ソーシャルゲームとかニュースアプリとかがなぜCMを流すのか不思議がる人もいるが、マイルドヤンキーを始め、砂一時代以前の生活者はCMを見てそれらを買っているのである。

    165
    つまり、長く愛用してくださっているファンこそを優遇するのだ。そして彼らから最強メディアである友人知人に1回になるメリットが伝わっていくように、優遇内容などをプランニングしていくのである。

    186
    (伝える側が)ファンに直接リーチするにはどうするか

    201
    ファンだってまったくコントロールできない。そうではなくて、「自然に言いたくなってくれる環境を作っていく」のである。

    230
    こうした接点においてすばらしい体験をすると、人はそれを友人知人に言いふらしたくなるし、ボクたちは彼らの言葉により、その企業や商品の印象を大きく変える。彼らのオーガニックな言葉こそ、新たなファンを作っていくのである。

    234
    共創(コ・クリエイション)

  • ファンマーケティングに行ってしまったか。共感はいいクリエイティブで、と言えば良かったかな?ファンマーケティングの時間軸の認識もさらりと。ファンマーケティングしている組織部隊がインサイトを商品開発やマーケティングに取り込まれるだけのリスペクトがあるのか?などなどビジネスと企業の現場との乖離を感じる。

  • 伝えることは、楽しい、楽しいという気持ちが伝わってくる

  • TVCM、ラジオ CM、新聞、雑誌といったレガシイメディアからオンラインアド、パブリシティ、SNSによる口コミ…と、広告はどんどん多様化している。つい最先端の手法にばかり目が行くが、実際にはまだレガシイメディアにしか接していない消費者も多い。またオンラインの世界ではもう補情報量が圧倒的に多すぎて、その広告が目に留まる確率は地球上のすべての砂浜の砂のなかの一粒を見つけるのに等しいという。そんな中で、企業はどのように消費者とコミュニケーションを取るべきなのか。ファンをつくってアプローチする方法はなにか。次のコミュニケーションを考えるいいきっかけになった。

  • 現代マーケティングの方法論はよくわかった。この手の本にはよくある話だが具体性がとても薄い。業界ごとに合う/合わないはあるだろうに。それと、話がくどい。冗長。これまでの著作のほうがおもしろかった。

  • いま現在の情報環境を俯瞰し、マーケッター・プランナーの癖や常識、そもそもの視界・思考の狭さを課題提起し、タイトル通り「明日のプランニング」へつなげていく。

    大して難しいことは書いてないのだけど、確かにその通りだ、自分は無意識のうちにそうしていた、あるいはそうしていなかったと思わせるようなところが随所に散りばめられてる。

    東京に住んで、こういう仕事をしていると、日本国民全員が自分と同じスタイルであるかのような錯覚には確かに陥りがち。誰に対して商売をするのか、著者の言葉を借りると、笑顔にするのかは、もっと精緻に考える必要がある。

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明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法 (講談社現代新書)の作品紹介

「最近なんだか伝わっている手応えも実感もない」
「以前はもっと反応があったけど、近ごろそれもなく、やり甲斐がない」
「広告もコンテンツも効いてる気がしない」
「苦労してバズらせても、一瞬火がつくもののすぐ忘れ去られてしまう」
「SNSが重要かと思ってがんばってるけど、効果が感じられない」

……そうお嘆きのあなたに。

あなたがどうしても伝えたいその「情報」は、どうすれば相手に伝わるのか。

広告、宣伝、広報、販促、営業、メディア……
「伝える」仕事に携わる、全ての方への処方箋――。

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◆「情報“砂の一粒”時代」というおっそろしい情報環境◆

ある調査によると、2010年の1年間に、
世界には約1ゼタバイトの情報が流れたという。
ゼタバイトという単位、ボクは初めて知ったのだが、
これ、調べてみて驚いた。
1ゼタバイトは「世界中の砂浜の砂の数」なのだそうである。

具体的にイメージしてみてほしい。
たとえば日本を代表する砂浜のひとつである九十九里浜のすべての砂の数。
あれですら「無限」に近いと思いませんか?
でも、世界規模で見たら小さな日本にある小さな砂浜なのだ。
対象は世界中の砂浜だ。
世界中の砂浜の砂の数と同じ量の情報が、流れたというのである。
この現実から目を背けてはいけない。

送り手側は「いいものを作れば伝わるんじゃないかな?」とか、
甘い希望を持ちがちだ。
でもそれはほぼ幻想なのだ。
「もう絶対に伝わらない」という圧倒的絶望から始めないといけないとボクは思う。

とはいえ、そんな絶望の中でも「伝わる方法」はある。
ボクが思うに、「ひとつ」ある。
無限の砂嵐の中で、自分が伝えたい砂粒を相手に届ける方法が
少なくともひとつはあると思っている。
そしてそれは何か冷たい触感がするテクノロジー的なものではなくて、
とてもアナログで人間的で喜びに満ちたやり方だ。

情報“砂一時代”、ファンベース、オーガニックリーチ……。

圧倒的にわかりやすい、伝える仕事「虎の巻」!

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