暗闇から世界が変わる ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦 (講談社現代新書)
- 講談社 (2015年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062883061
感想・レビュー・書評
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ブログをこちらに書きましたので、宜しければお読みください。
↓
http://sommelierofbooks.com/politics/dialoginthedarkjapan/
『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』=『暗闇の中での対話』
ん? なんだそれ?
と思われたのではないでしょうか?
この『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』は
『目の見えない人の世界を実体験できる』
そんなイベント・施設なのです。
本書ではそんな『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』の世界が
できるまでを描いています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
真っ暗闇を体験するエキサイティングなイベントの、起こりと関わりに、あの茂木さんが脳科学的に斬り込んだ本。
凄く充実した素晴らしい素敵な、スリーSな体験でしたが、この著書の展開で更に奥深さ増しました。 -
自分がやりたいことは、自分で作らなければいけないのだと気づいた後に読んだせいか、とても参考になった。本の交換で譲ってくれた友だちに感謝。
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ダイアログインザダークが好きだから読める。経験した人ならわかるストーリー。
いろんな苦労があったこと。続けてくれてありがたい。
また暗闇に行きたい。 -
DIDというコンセプトも素晴らしいと思いますし、新規プロジェクトをまとめるリーダーがどれだけ大変か、どこまで腹を決めて取り組まなければいけないか、明確で単純な表現で説明されており、真摯に受け止めなければいけないと思いました。
DIDは是非体験させて頂きたいと思います。 -
感想を述べる前にダイアログ・イン・ザ・ダークというイベントがあることを初めて知った。
何人かの暗闇の中でアテンドというガイドの案内を受けながら、中にある障害物やらを体験して、終わったら感想とかを発表し、共有することらしい。
新しい体験だなあと思う。普段視覚障がい者の方がアテンドを務めるので、彼らにとっても体験する人々も普段の生活とは逆の立場になる。
日本って障がい者の立場がなんとなく対等ではないと指摘していた。
昔からその点について疑問だったので、とても納得できた。 -
2005年まだ常設されていなかった時期に体験したDialogue in the Darkが日本に導入され根付いていく背景にどんなストーリーがあったのか、を初めて知った。志村さんの人間臭さというか不器用さも隠さずに書かれていて、なんだか親しみを感じる。改めて、暗闇を通してのコミュニケーションのパワーについて考えて、久しぶりにDiDを体験したくなってきた。
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ダイアログ・イン・ザ・ダーク。大好きなイベントが、どのように日本で作られていったのか、興味深く読みました。著者は必ずしも器用な人間ではなく、失敗も赤裸々に語られています。この本は、正にそこが魅力です。
不器用でも、周囲の助けを得ながら、ひとつのプロジェクトを進めていくことができる。とても励みになる一冊です。
著者の姓が、金井から志村に変わっていたのがびっくりで……。季世恵さんと再婚されたのですね。驚きました! -
暗闇には「音」があり必要になる。