138億年の音楽史 (講談社現代新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062883818

感想・レビュー・書評

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  • とにかくスケールの大きい音楽史の本が新書にまとまっています。帯にも書いてあるとおり「圧倒的教養」という言葉がふさわしいと思えてしまうほど。なぜなら、人類の音楽史の本ではなく、この宇宙が誕生したときからの音楽史を語るものであるから。ビッグバンによりこの宇宙が誕生したときにも音があったという驚きから始まり、神の音楽から世俗的な政治や権力の音楽、さらには芸術としての音楽の解説、人間の細部における音楽の可能性まで、とにかく音楽が語りつくされています。すごく楽しく読めました。音楽がもっと好きになりそうです。

著者プロフィール

1961年生まれ。文筆家・文化芸術プロデューサー。一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事。代官山未来音楽塾塾頭。サラマンカホール音楽監督。フランスを拠点に作曲、音楽研究活動に携わったのち帰国。三井住友海上しらかわホールのエグゼクティブ・ディレクターを経て、現在、浦久俊彦事務所代表。多彩なアーティストのオリジナル企画を手がけるほか、文化芸術のナビゲーターとしても全国で活躍している。著書に『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』『138億年の音楽史』『ベートーヴェンと日本人』など。2021年、サラマンカホール音楽監督としての企画で、サントリー芸術財団第20回佐治敬三賞を受賞した。

「2021年 『「超」音楽対談 オーケストラに未来はあるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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