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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062902038
作品紹介・あらすじ
昭和4年から16年までの、暗い時代に笑いの達人たちが咲かせた一輪の花。落語を口演速記から起こし、話題となった名演集の第二集。
感想・レビュー・書評
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三遊亭金馬、柳家小さん、三遊亭圓生、桂文楽、桂文治、林家正蔵、三遊亭円馬、柳家金語楼、三笑亭可楽、古今亭志ん生・・・言っても先代?名人たちの昭和一桁台の作品の数々。80年以上経った今でも、共通の笑を感じる一方で、「円タク」(三代目金馬)のように、タクシーが登場したころの時代を感じつつ楽しい作品も。相撲の雷電。番頭、丁稚と女将さんなど今では考えられないが、あの時代にはリアルだったのだろう。これらの作品が日中戦争へ向かっていく暗い時代だということは興味深い。ジェスチャーで懐かしい金語楼がこの時代に高座にいたことは不思議な気がする。
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