ドストエフスキー (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (664ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062902960

作品紹介・あらすじ

文学史上最大の謎・ドストエフスキーに挑んだ衝撃の書。なぜ彼の作品は人を強烈に捉え続けるのか。各紙誌絶賛、毎日出版文化賞受賞

感想・レビュー・書評

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  • かなり細かくいろんな視点から書かれていて読みごたえはすごい。
    同意できる部分やなるほどと思えるところも多かったけどウーンそうかぁ?という部分もあった。

    カラマーゾフの兄弟におけるスメルジャコフとアリョーシャとイワンについてはとても面白く読めた。
    スメルジャコフはとにかくイワンと兄弟として繋がっていたかったんだなぁ…って。
    イワンの、近い人は『いやな臭い』がするから愛せないという気持ちはわかるかも。
    愛したいけどどうしても愛せないってのはそれはそれで苦しいし、周りも苦しいんだよなぁ。

  • 『文學界』『群像』連載の長編評論。
    『まえがき』の通り、雑誌掲載の流れが顕著だった。悪く言えば散漫なのだろうが、著者の思考の流れがよく見えるので、個人的にはほぼ雑誌掲載のまま収録されて良かったと思う。

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著者プロフィール

1960年生。文芸評論家。著書に『文学のプログラム』(講談社)、『ドストエフスキー』(講談社)、『小林秀雄とその戦争の時』(新潮社)など。

「2018年 『佐藤泰正先生追悼論集 語り紡ぐべきもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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