虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062931175

作品紹介・あらすじ

刺殺遺体が握っていたナイフの意味とは。犯人は二億円を用意できなければ、都民を一人ずつ殺害すると予告。殺人分析班が推理する!

感想・レビュー・書評

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  • 2024.02.29.audible

    そんな簡単に終わるとは思わなかったけど、
    そういう展開になるとは!


    amazon本の紹介
    刺殺遺体が握っていたナイフの意味とは。犯人は二億円を用意できなければ、都民を一人ずつ殺害すると予告。殺人分析班が推理する!

  • シリーズ4作目。
    鷹野が気づくor犯人が逃げていたら完全犯罪だった。
    共犯者の肝も座ってるなぁ。
    またまた襲われる如月。
    十一係より特殊班メイン。
    やっぱり最後の犯人を改心させようとするスタンスは好きになれない。
    面白くないわけじゃないんですが、いつも以上に都合良く進んだ印象。

  • マンションの非常階段で発見された自殺を装った他殺死体。捜査第1課殺人犯捜査第11係の如月塔子は鷹野警部補と共に捜査に乗り出す。犯行声明と警視庁に対する脅迫の電話がかかる。毎日1人ずつ殺していくという犯人の意図は何か?結末には驚かされます。僕もわかりませんでした。1作から読んでますが、塔子刑事 しっかりしてきたと思います。2023年9月7日読了。

  • シリーズ4作目。今回も面白かったです。
    前作に引き続き劇場型犯罪。警察はいくつもの案件を同時に追っているのに、都民全ての身代金2億を要求されるとか…上層部がいっぱいいっぱいでキツかったです。
    まんまとミスリードされました。鷹野主任よくあの一言覚えてたなぁ。
    如月さんの成長が著しいですが、よく考えたら毎回くらいレベルで危険な目にあっている。鷹野主任も落ち込んでたけど皆さん気を引き締めてほしい。。
    それにしても闇ビジネスだったな……需要があるから供給があるんだけど遣る瀬無い気持ちになります。
    河上さんと綿引さんはなんかあるんだろうか。単なる如月さんファンなだけ??
    鷹野主任のフラグが立ち始めている気がする(ドラマ完走済)

  • この主人公の子、七味食べてた子だったと記憶してるけど……今回から全然七味食べてなかったな。
    都民を毎日ひとりずつ殺害していく、都民全員が人質です、と犯人に言われてこんなことを知られたら警察の失態だ、しかも犯人は元警官でもっと恥さらしだ、みたいな感覚で話が進んでいったけど、都民の安全を守りたいなら恥を偲んでも都民に警鐘したほうが賢明だったのでは?と思った。
    混乱はするだろうけど、一人ひとり自分で身を守ることも意識できただろうし。結局無差別ではなくて狙った犯行だったし。
    まったく罪のない人を殺して罪悪感がないのか、みたいなことを主人公が思っていたけど、思考が薄っぺらくてなんだかな、という印象だけ残った。

  • シリーズ4作品目
    自分はドラマから入った身なので、塔子と鷹野主任との掛け合いが新鮮でならないです。
    ドラマでの2人は指導官とその部下、の色が強いが、
    原作では指導官と部下ではありつつ、相棒感も強いと。
    そして恋愛に見てしまうのが私の悪い癖…(笑)
    だって塔子が先に言ったもん( ー̀༥ー́ )笑

    今作はタイトルの絡め方が良かったし、
    最後にこれで終わりじゃないだろうと思ってたらやっぱりあって、
    でも片方はなんとなく怪しいと思っていたがもう1人の方が全くノーマークでビックリしました。

  • シリーズ第4弾。
    警察に二億円を要求し、東京都民を毎日一人ずつ殺していくと脅す犯人。
    警察に対して一体どんな恨みを持っているのか。
    被害者の共通点も見つけられず、犯人の目星もつかない。
    塔子の所属する殺人分析班も操作に加わり、少しずつ犯人に近づいていくが…

    2023.2.24

  • 言葉に語弊があったので加筆修正2022/10/5

    早い段階で容疑者の見立てができたと思いニヤついていたらそれがまさかの誘導とは!穴があったら入りたいとはまさにこのこと、、、
    終盤まで引っ張られてここに行き着いたのねと多分に驚かされたが納得。ただ1つ残念なのはまたしても如月が襲われたこと。シリーズ4作目で2回襲われるのはダメでしょ。思いっきり冷めたけど、この後盛り返してくれたので読後感は悪くなかった。でも個人的には標準的な警察モノ(ハードボイルドやマル暴系などのドンパチ前提ではないもの)で主役警官が襲われるのは禁じ手だと思ってるのでもう控えてほしいな。

    • bera5227さん
      聖帝サウザー様も「引かぬ、媚びぬ、顧みぬ。帝王に後退はないのだ!」と仰っております。
      聖帝サウザー様も「引かぬ、媚びぬ、顧みぬ。帝王に後退はないのだ!」と仰っております。
      2022/10/04
    • bera5227さん
      一般人に2度も襲われてはいけないですね。
      一般人に2度も襲われてはいけないですね。
      2022/10/04
    • 松子さん
      あたたたたたたたた、わたぁ!のやつね(^^)
      あたたたたたたたた、わたぁ!のやつね(^^)
      2022/10/04
  • シリーズ第4作。
    連続不審死事件が起こる。
    どれも他殺だが、自殺に見立てられたチープな工作がしてある。
    犯人から警察へ東京都民を人質に取り身代金2億を払わなければ1日一人づつ殺すという脅迫電話が入る。

    犯人は元警察官だと思われたが最後は病死する。
    真犯人は

  • シリーズ4作目。

    さくっと読めた。やはりこのシリーズは面白い。
    DVDも3作見てるからすんなり登場人物が頭に入ってくる。

    殺人を明らかに偽装された自殺に見せる犯人の意図とは...

    犯人が早めにわかるような展開だがその裏で糸を引いている真犯人とは?

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著者プロフィール

1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。その他著書に「警視庁文書捜査官」シリーズ、「特捜7」シリーズ、「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ、『深紅の断片 警防課救命チーム』『共犯レクイエム 公安外事五課』『骸の鍵』『擬態の殻 刑事・一條聡士』などがある。

「2023年 『琥珀の闇 警視庁文書捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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