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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062931557
感想・レビュー・書評
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なんだか”普通”だった。
なんだか軽く感じる。
過去と現在を、緻密にそして重層的に積み上げていく初期のゴダード作品の重さに比べたら、なんだか軽い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
引っ張った割にはオチはなかったのが・・・
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久しぶりにゴダード節を満喫した。物語は、主人公の視点から、丹念にフェアに語られる。過去と現在を行き来する書き方だが、流れるような進行で違和感がない。練達の筆だなあと思う。謎に導かれて、イギリスの片田舎から喧噪のナポリ、陽光きらめくカプリ島へと舞台は巡る。読み出したらやめられない。
だがしかし。ラストの「真相」がもう一つすっきりしないんだよね。ミステリとしての出来はそんなに良くないのでは。 -
粛々と進行、ほろ苦い感じ。
平易やしさくっとは読める。