三匹のおっさん (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.97
  • (21)
  • (19)
  • (15)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 340
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062932035

作品紹介・あらすじ

「俺たちのことはジジイと呼ぶな。―おっさんと呼べ」。還暦を迎えた、かつての悪ガキ三人組、剣道の達人キヨ、武闘派の柔道家シゲ、危ない頭脳派ノリ。彼らが、町内の私設自警団を結成した。
「悪くない暇つぶしだな……」
ゆすりやたかりに悪徳詐欺、卑劣な動物虐待に極悪な痴漢……ご近所に潜む悪を、愛とパワーで三匹が斬る! その活躍に高校生であるキヨの孫・祐希とノリの愛娘・早苗も加わって、「三匹のおっさん」はパワーアップ。
ドラマ化、映画化、舞台化でも話題の、胸がすく痛快活劇小説、第一弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 還暦を迎えた清一と、幼なじみの重雄と則夫。まだまだ年寄り扱いされるのが不満な彼らは、自警団のような見回り活動を始める。やがて、三匹(昔は三匹の悪ガキでならしていた)の活動に、清一の孫の祐希、則夫の娘の早苗が気づき…。
    ハードカバーで読んでから数年ぶりに文庫で再読。有川浩のこういうドタバタ人情もの、さくさく読めて好きだなあ。
    清一と祐希の関係がだんだんやわらかくなっていくのが読んでいてじわじわとうれしかった。

  • 1.8

  • 明るいストーリーですので、好きな人は楽しく読めるかと。

  • ドラマにもなってるけど、なんとなく避けていて、なんとなく読む本なくて手にとってみたら、おもしろかった!!それぞれの性格や得意技を活かしているのがいい。

  • 還暦を迎えて定年退職した主人公と2人の幼馴染みが「三匹のオッサン」として、周囲の事件やトラブルを解決する物語。
    個性バラバラのオッサンたちのチームワーク、主人公と反抗期の孫息子の交流など、痛快なシーンあり、ほのぼのするシーンあり、真面目なシーンに笑えるシーンもあり、面白かったです。

  • ・読みやすかった
    ・ところどころ心に残る言葉が出てきた
    ・孫の恋愛話はもう少し若い時に読んでいたらわくわくしたかも

  • おもしろい!痛快でストレス発散、たまに涙ほろり。
    あれ?これってドラマやってたよな??と思って、そちらも見てみたいと思った。児玉清さんのラジオの件も感動した。

  • 人間関係を描いて行くのうまいなぁ

  • -

  • 最高のほっこりもの♡3人の立派さに頭を下げてしまう!彼らに憧れ、時には胸きゅんも! 北風よりも太陽!みんなが素晴らしい

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

有川浩の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×