- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062933339
作品紹介・あらすじ
薬剤師の早乙女瑠璃は、神風特攻隊の生き残りで祖父の修吉から、『太平記』を渡される。だが、楠木正成に関する部分を読むよう告げた修吉は、何者かに毒を射たれ、瀕死の重体に。事件の背後には秘密結社〈南木の会〉が。瑠璃は、祖父の命を救うため、元同級生で作家の京一郎とともに、正成の死に纏わる謎を追う!
感想・レビュー・書評
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本作品も高田崇史ワールドが全面に出ていて興味深い作品です。
楠木正成と果ては特攻隊の既成概念を独特の理論から根底を覆すストーリーとなっています。
個人的には歴史的内容もストーリー性もまとまりがあって読みやすい作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
楠木正成について詳しく知らなかったけど面白かった。
もう少し深く知りたくなった -
楠木正成の湊川での最期にまつわるミステリー。
あの軍略家、楠木正成ならば本当に打ちそうな芝居で面白かったです。
太平記での最後の戦い方を彼らしくないと感じていたので本当にこうだったらどんなに良いだろうと思いました。 -
久々に高田崇史が読みたくなって、読んでみた。
楠木正成とか足利尊氏に興味が湧いたから、次はそっちに進んでみよう。 -
2015年11月29日に開催されたビブリオバトルinいこまで発表された本です。テーマは「ミステリー」。
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楠木正成の謎を追う歴史ミステリー。説得力があり大いに引き込まれてしまい一気読み。こういうのははまるな。
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薬剤師の早乙女瑠璃は、神風特攻隊の生き残りで祖父の修吉から、『太平記』を渡される。だが、楠木正成に関する部分を読むよう告げた修吉は、何者かに毒を射たれ、瀕死の重体に。事件の背後には秘密結社〈南木の会〉が。瑠璃は、祖父の命を救うため、元同級生で作家の京一郎とともに、正成の死に纏わる謎を追う!