- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062933483
作品紹介・あらすじ
カメラマンの乾耕太郎は、幼馴染の美人占い師・深沢桜子に淡い恋心を抱いている。しかし、その父・七ノ瀬天山を死に追いやったという自責の念から、本心を明かせずにいるのだった。「占いと事件」を縦軸に、「幼馴染の恋の行方」を横軸に描いたミステリー連作集。(『桜の咲かない季節』を大幅に加筆し、改題)
感想・レビュー・書評
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伊岡先生のお名前で購入したが、残念、こちらは私の苦手な短編だった(~_~;)
短編ではあるが、一応主人公は変わらない。
カメラマンの乾耕太郎と、幼馴染の占い師、深沢桜子が主役。
この2人に巻き起こる事件の一つ一つが短編となっている。
乾耕太郎は、桜子の父親に命を救われる。桜子を頼むと言い残された耕太郎は桜子を見守っていた。
DV鬼嫁の殺害、没交渉となっていた母娘の再会、過去のホームレス殺人事件、耕太郎のファンだと名乗る女、桜子の占いの危機、、、
やっぱり短編だと、どうしても物足りないんだなぁ。。。
それで?その後どうなったの??知りたいところが全部切れてしまう(^◇^;)
一編、一編を長編で読みたかった(^^;;
サクサクと読めるのだが、あれ?さっきの話、どういう話だっけ??となってしまう(^^;;
私の頭は短編小説には向いていないようだ(~_~;)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
占い師とカメラマン。
占いで問題(事件)を解決すると思いきゃ、わりと泥臭く足で真相を探り当てる、連作短編集。
商店街諜報部(笑)
人情モノの雰囲気もありつっ、少しハードボイルドで……松田優作「探偵物語」のような世界感で古き良き「昭和の最後」を感じられた。
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うーん、今までとはちょっとテイストが違うかなあ?伊岡瞬の小説としたら少し物足りない。ミステリーというより、恋愛小説かな。ちょっとがっかりだったけど、これはこれでいいと思う人がいるのだろう。詳しくは解説で。
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この作家は作品ごとに雰囲気がガラッと変わりますね。しかしどの作品も面白い。
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カメラマンの乾耕太郎は、幼馴染の美人占い師・深沢桜子に淡い恋心を抱いている。しかし、その父・七ノ瀬天山を死に追いやったという自責の念から、本心を明かせずにいるのだった。「占いと事件」を縦軸に、「幼馴染の恋の行方」を横軸に描いたミステリー連作集。(『桜の咲かない季節』を大幅に加筆し、改題)
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なんかつまらないしらけた話でした。
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オモロない。伊岡瞬くんのやから最後まで読んだけど。
肩透かしや。 -
占い師の不思議な力によって謎解きをする趣向かと思いきや、予想外に地域ネットワークを使った情報収集がメインの連作短編集。
各編も少し意外性をもたせた一筋縄ではいかない作品でした。 -
本作は「桜の咲かない季節」を大幅に加筆修正、改題されたもの。
占いと事件を縦軸に、幼馴染みの恋の行方を横軸に、織り成すミステリー連作集です。
特異なキャラクターであるヒロイン桜子の存在感が薄い。不思議な能力があって、美人、
そんな桜子を押し出して来ないのが意外。あくまでも主人公は耕太郎といったところか。 -
(収録作品)守りたかった男/翼のない天使/ミツオの帰還/水曜日の女難/桜の花が散る前に
「桜の咲かない季節」を加筆修正・改題