探偵の鑑定1 (講談社文庫)

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著者 : 松岡圭祐
  • 講談社 (2016年3月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062933490

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探偵の鑑定1 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 著者による初のクロスオーバー作品ということで、シリーズのどれか一つでも知っているのならば、ワクワクしてしまう仕掛けがいっぱい。
    もちろん初めてでも楽しめるが、シリーズを読み漁ってしまうことは間違いない。
    二大ヒロイン、と言いながら、『水鏡推理』『添乗員』のヒロインも出てくるからだ。
    まだ読んでいないシリーズもあり、またこれで読む本が増えてしまいそうだ。

    それにしてもみんな同じ世界にいたとは。
    ちょっと上手く行きすぎな気もするが、よく読んでみるともしかしたらその布石は売ってあったのかもしれない。

    物語の始まりは、秘密交際クラブの「バーキン事件」だった。
    しかしどうも不穏な空気が流れ始める。
    『鑑定士』では人は死なないはず.......。
    だが今回はドンパチだらけ。
    暴力団獅靭会という絶対的な悪の前に、莉子はどう立ち向かうのか。
    そして、パートナーの小笠原との関係は?

    もしかしたら、私と同じように、この結末を良しとしない人もいるかもしれない。
    しかし、幸せは人それぞれ。
    その選択が正しいかどうかなんて、本人でさえ分からない。
    悩んで、悩み抜いて、そしてたどり着いた結論であるならば、それはどんなことだって「正しい」のだ。
    その瞬間の自分を恥じることはない。

    獅靭会によって、波照間島の住民を人質に取られた莉子。
    彼女を助けたのは彼女自身の強い信念と、これまでの鑑定で得た信頼であった。
    仕事に真正面から向き合えば、そして相手と対等に向き合えば、思わぬ形で、自分の過去は、今の自分自身を助けてくれるものなのだ。

  • 探偵の探偵を読んでないけど、万能鑑定士の最終章に繋がってるらしいので読み始めた。
    探偵の探偵を先に読んどけば良かった…けど、話がわからないほどではない。
    とりあえず、続く…

  • 莉子が玲奈の世界に巻き込まれていくのはいやだなあ~ 「探偵の探偵」テイストが強い。後半も同じテイストかなあ・・・

  • 2017/1/12~1/17

    美女目当てに大金が舞う秘密交際クラブで、超高級バッグのバーキンを囮にした連続詐欺事件が発生。対探偵課探偵・紗崎玲奈は、証拠品のバーキンを鑑定する万能鑑定士・凜田莉子の危機を救う。バーキン詐欺女の驚くべき正体とは?二大ヒロインが並外れた探偵力と鑑定眼を駆使して立ち向かう。

  • 万能鑑定士シリーズと探偵の探偵シリーズとのコラボ。
    いつの間にか玲奈はまた古巣に戻っていたのね。そして琴葉とはぎくしゃく。
    内容はどちらかというと、探偵の探偵シリーズがリード。玲奈が莉子と知り合って一緒に事件を解決していくのですが、なんとこの一冊では決着つかず。一冊で終わってまた何か続発事件が二冊目かと思ったら、やられた。
    莉子の純粋さに玲奈が若干振り回されています。莉子だって相当修羅場をくぐってきたはず、と思いきや、常に警察とかが周りにいたからと本書を読んで、そうだったかなと思い返しました。もちろん玲奈ほどの修羅場はそうそうないと思いますが。
    無謀なコラボだとは思いますが、楽しめています。

  • 探偵の探偵玲奈と万能鑑定士莉子をダブルヒロインにした話だけど、小笠原さんが情けない。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    美女目当てに大金が舞う秘密交際クラブで、超高級バッグのバーキンを囮にした連続詐欺事件が発生。対探偵課探偵・紗崎玲奈は、証拠品のバーキンを鑑定する万能鑑定士・凛田莉子の危機を救う。バーキン詐欺女の驚くべき正体とは?二大ヒロインが並外れた探偵力と鑑定眼を駆使して立ち向かう。

    【キーワード】
    文庫・シリーズ・ミステリー・探偵


    +++2

  • この人のはシリーズ変わっても読みやすいし、面白い。

  • 「鑑定士Q」シリーズと「探偵の探偵」のコラボ作品の1作目と言うより、上巻。結構、重めな感じで読み進めていた「探偵の探偵」だったが、莉子が登場することで、一気にライトな感じに。先入観では、莉子が玲奈に巻き込まれるのかと思いきや、何と、これまでの活躍から、莉子が対探偵課の対象となることから、物語が始まる。それと同時に都内のいくつかの探偵事務所には、女詐欺師の情報が集められ・・・莉子を探偵する玲奈と、女詐欺師を追う須磨社長と桐嶋。今作で須磨社長と桐嶋の過去も明らかになるし、何より、活躍ぶりがかっこいい。意外に簡単に事件解決かと思ったら、ラストにどんでん返しが…そして、Ⅱ(後半)へ。

  • 万能鑑定士シリーズ、探偵の探偵シリーズがコラボした物語。詐欺事件の謎と、バーキンの鑑定等に焦点を置いた物語なのか、莉子の薀蓄は万能鑑定士の時よりは少なめだったような気がする。バーキンが本物か偽物化を見抜く際にも見せた鑑定眼は健在で何よりである。今巻は莉子が頼りない部分が前半にあったのか玲奈の探偵力、体を張った行動が優っているなと感じるが、次巻ではどうなるか。莉子の育った環境、沖縄独自の風土がより一層そう感じるのかなと思う。小笠原悠斗も登場し、いつのまにかこうなっていたんだと、莉子との関係も気になる。

  • 「探偵の鑑定」シリーズと「万能鑑定士」シリーズのコラボ作品。実質的には「探偵~」の完結編の位置づけ。今まで松岡さんが書いてきたシリーズの「集大成」とも言える作品でこのコラボは有り得ないと思ったので非常に面白いと感じた。。莉子が捕まり、話がどう展開していくのか?。2巻目(後編)も読んでいきたいと思う。

  • この2作品をコラボさせるのは、ちょっと無理があったかな...。

  • Qシリーズと探偵の探偵シリーズのクロスオーバー作品第一段。

    莉子の今までの活躍が探偵からもやくざからも狙われるネタとなり、やがてその渦中に小笠原と共に巻き込まれていく。

    本作品を知ったとき、真逆の世界観の2つがどう重なるかと思ったけれど、 まだQよりの非暴力な世界だったか。

    ただずっとQシリーズを読んできただけに、小笠原の弱い感じが少なく違和感がなくせなかった。

    別側面から見たらありか、と受け入れながら続編も読みたいなと思う。

    非暴力の世界が急にやくざや警察が入ってきたらと想像してみた。

    不意に現れる蜘蛛一匹に驚き、声をあげる自分では全然だめそうです(笑)

  • 探偵の鑑定I (講談社文庫) 探偵の鑑定2 (講談社文庫)

    【著者プロフィール】
    ・松岡 圭祐
    ・1968年生まれ
    ・著書:「探偵の探偵 (講談社文庫) 」「万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫) 」「水鏡推理 (講談社文庫)」



    3大ヒロインが登場!!


    本書は著者松岡氏の作品から非常に魅力的なヒロインが揃い踏みしています。
    一人目は「探偵の探偵」で、ドラマでは「北川 景子さん」が演じた紗崎玲奈。
    スマ・リサーチ社の対探偵課で「探偵を探偵」する。


    二人目は「万能鑑定士Q」の凛田莉子。
    人の死なないミステリーで有名。


    そして上記2名より活躍は少ないが「水鏡推理」の水鏡瑞希。
    文部科学省のヒラ職員。


    内容については紹介しませんが、それぞれのヒロインが大変魅力的。
    一人一人は全く違う性格で生きてきた世界が違う。


    普通では交わる事がないが、運命の悪戯である事件に巻き込まれて?しまう。


    正反対とも言える世界で生きていた者同士が、それぞれの世界を知りお互いに知らなかった、
    想像すらしていなかった世界を知る。


    本作品単体で読んでも面白いが、それぞれの作品を読み背景を知ってから読むのもまた面白い。


    私は「探偵の探偵」はドラマで観ていたので、登場人物が具体的なイメージを持って読む事が出来
    感情移入もしやすかった。


    探偵社の社長とその部下の二人の背景も明らかにされそれも驚きだった。


    凄く面白い作品だと思います。
    http://blog.livedoor.jp/book_dokushonikki/

  • コラボ作品
    島のみんなを人質にされ
    悪に染まるのか、莉子

  • 『探偵〜』前作まではマンガ風でサクサクと楽しく読めたのに、今回はなかなか進めずにてこずった。

    ここまでは率直に期待外れ。ただ、あくまで話はまだ半ば。 『2』での展開に期待しつつ、私の鑑定は終了。

  • 万能鑑定士Qの登場人物と、探偵の探偵の登場人物が両方登場する。それにしても凜田莉子が心配。

  • 2016年3月刊。文庫書下ろし。万能鑑定士と探偵の探偵のコラボということで、読んでみました。残念ながら、鑑定士の世界はあまりお話に魅力を添えていないようです。探偵の世界は、過剰な暴力描写こそありませんでしたが、非合法な手法が横行して、あまり気持ちの良いものでは、なかったです。相乗効果的なものが無く、楽しめませんでした。

  • 探偵の探偵と、万能鑑定士Qシリーズのコラボ作品。

    探偵の探偵は今まで、読んだことがなかったのですが、世界観と人物像は理解できました。ひとが死なない世界と、その反対の世界。

    探偵の須磨さんが、頭も切れて、ケンカも強くて格好いいと思うのは、まずいかな。

    下巻に続く

  • 1巻で完結しないんだ。。。

  • 「探偵の探偵」の紗崎玲奈と「万能鑑定士Q」の凛田莉子の
    夢のコラボ作品。クロスオーバー作品。

    「探偵の探偵」は、昨年4巻、一気読みして
    没頭した作品で
    すぐにドラマ化され、
    そこで初めて知ったディーンフジオカさんの存在とともに
    とてもココロに残ってる作品。
    ドラマよりも、とうぜん原作のほうが良かったのは
    松岡圭祐の作品は、映像では、忠実に
    絶対に描かれない描けない世界観があるからなんだよね。
    でも、玲奈を演じた北川景子は、ピッタリな役柄だった。

    ぜひぜひ、「探偵の探偵」の続編として
    これもドラマ化して、再び、ディーンさまの
    桐島を見たいところなのだけど。
    となると、凛田莉子は、綾瀬はるかなのか?
    小笠原は、松坂桃李なのか?となると
    違和感。

    だったら、いっそ、桐島とスマのストーリーにしちゃったら
    どうなのか?とか、
    あれこれ、想像、妄想がふくらむコラボ作品だった。

    「探偵の探偵」4まででは、描かれなかった
    スマ社長と桐嶋の過去が明らかになっている。
    ちまたで、探偵業の看板を掲げずに探偵の仕事をなしとげ
    警察とも密接に関係している探偵がいるらしいと
    対探偵課への探偵協会からの依頼を受け動き始めた玲奈と琴葉。

    いや~すっかり、スマリサーチに戻ってる玲奈
    普通に、これまでどおり、対探偵課で、琴葉も一緒に
    仕事してると知って、
    すっごく嬉しかった~。

    そして、その探偵と思われていた人物こそが
    なんでも鑑定してしまう莉子だった。
    「万能鑑定士」も、途中まで6巻くらいまで読んでいるので
    出てくるエピソードを知ってるだけに、
    面白さは、倍増。
    でも、おそらく「万能鑑定士」読んでなくても、楽しめると思う。

    松岡圭祐って、こういうオシャレなこと
    してくれるから、本当に好きだ

  • 万能鑑定士・凜田莉子が、『探偵の探偵』のバイオレンスの世界に巻き込まれた!? 読みどころは、須磨と桐嶋の過去(ドラマ版「探偵の探偵」で、桐嶋が須磨を「兄貴」と呼んだ理由がやっと分かった)。そして莉子と玲奈の出会い。二人の化学反応が面白い。莉子の安否が気になるので引き続き2巻へ。

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探偵の鑑定1 (講談社文庫)の作品紹介

二大シリーズ完結・運命の終着点

美女目当てに大金が舞う秘密交際クラブで、超高級バッグのバーキンをオトリにした連続詐欺事件が発生。対探偵課探偵・紗崎玲奈は、証拠品のバーキンを鑑定する万能鑑定士・凜田莉子の危機を救う。バーキン詐欺女の驚くべき正体とその目的とは? 二大ヒロインが並外れた探偵力と鑑定眼を駆使して立ち向かう。

妹を殺され家族がばらばらになった紗崎玲奈は、これまで暴力も厭わない態度で悪徳探偵をはじめとする敵に対してきた。一方、凜田莉子は南の離島で、祖父母と両親に囲まれて人を疑うことなく育ってきた。人をまず疑ってかかり力には力で対抗する玲奈。人の善意を疑わない莉子。紗崎玲奈と凜田莉子という二人のキャラクターが互いの個性を生かし、さらには互いに影響を与えながら、悪の組織に挑む!―西上心太(文芸評論家)

探偵の鑑定1 (講談社文庫)のKindle版

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