- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062933506
感想・レビュー・書評
-
松岡圭佑氏のシリーズヒロインが次々に登場して万能鑑定士Qシリーズや特等添乗員αシリーズを読んでなく、水鏡推理は第二弾まで読んでいる、『探偵の探偵』は完結まで読んだという状態でこちらを読んだので、自分の中では玲奈を中心とした物語という位置付けになるのだけれど今回の中心人物でもある凛田莉子のこれまでの物語αシリーズも読みたくなった。シリーズのクロスオーバーもここまでくると…まんまと著者の術中にはまっている気もする。『高校事変』シリーズもまだ未読があるし、作品を網羅するのは大変だ。そして須磨と桐嶋がかっこいいことこの上ない。『探偵の探偵』シリーズは完結だと思って良さそうなのでなぜかホッとする自分がいる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
途中読み進めるのが辛い場面もあったけれど、
綺麗な形で完結していた。
探偵の探偵4のときより終わった感がすごくあるなぁと思ったら、探偵の探偵と万能鑑定士Qの2大シリーズの完結巻だったとは。
これは万能鑑定士Qシリーズ読まなきゃ!
他のシリーズのキャラクターも登場して、
魅力的だなと思ったので、こちらも読まなきゃ! -
面白かった
-
『探偵の探偵』シリーズの完結として見ればとても良い終り方だったと思う。 Qシリーズとして見ると小笠原が鬱陶しくちょっとモヤモヤしたり。 全体としては色んな人物が出てきてお祭り感があり良かった。 水鏡推理シリーズはまだ読んでないがとても興味を持った。
-
孤独だからよけいに温もりを求めるのか。
それとも温もりを求めるがゆえに孤独をよけいに実感するのか。
人はひとりでは生きられない。
生きていようと死んでいようと、心の奥底で自分を支えてくれる人が必要だ。
でも、死んでしまった相手とは話すことが出来ない。
触れることも笑いあうことも出来ない。
玲奈にとっての琴葉はもしかしたら代用品なのかもしれない。
けれど、それが代用品でなくなったときが怖い。
一度手にした温もりを手離すことは、きっと今以上に辛いことになるだろうから。
琴葉の姉、その夫、その友人たち。
事の是非なんて関係ない。
ただその場の優越感に浸りたいだけ。
誰かを虐げ面白がっているだけ。
いたぶることに快感を得ているような場面に気持ちが悪くなってしまった。
激しいアクションシーンも読みどころになっている物語。
ドラマになるようだけれど、原作に忠実に映像化したら悲惨すぎて直視できなくなりそうだ。 -
オールスターズで、探偵の探偵をすっきりと終らせた感じです。心残り無しで、新たにスタートできるでしょう。