図書館の魔女 第一巻 (講談社文庫)

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著者 : 高田大介
  • 講談社 (2016年4月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062933650

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図書館の魔女 第一巻 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「高い塔の魔女」と、彼女に仕えることになった少年をめぐるファンタジー。前半は描写が緻密すぎて読むのが大変だったけれど、後半はぐいぐい読んだ。本や図書館というものよりも、それを構成する言葉や文字についての考え方がが興味深い。ストーリーも、ここからどう進んでいくのか楽しみだ。
    2017/7/13

  • 言葉の渦に飲み込まれそうになった。

    続きが楽しみ。

  • ずっと読みたかったファンタジーの文庫が手に入ったので。ハイファンタジーを読むたび、自分のイメージ喚起能力の低下にげんなりする。小さなころの方が素直に世界観にひたって楽しめたのにな、と思うのだ。異世界の国のあり方から風俗、言語、歴史、地理を一から構築するエネルギーには尊敬を覚える。言葉の持つ力、その表現について。遺跡が好きなので、失われた水道を追うのは楽しそう。これからキリヒトとマツリカの絆が深まっていくのが楽しみ。

  • 壮大な物語か始まる予感にワクワクしたが
    忖度のような聞き慣れない単語が多く
    文章も難しいので、集中して読まないと
    何が描いてあるのか理解できない(笑)

    和風の文化を想像しながら読んでいると
    途中からそうでもないと思われ
    独特の文化と、言葉を持たない図書館の魔女の頭脳が織りなす物語なのかなと思う。

    いずれにしろまだ始まったばかりで
    こんなに疲れるようでは全巻読む自信がない(笑)

  • 長い話、読了しました。
    面白かった。冗長な部分もあったが豊富な知識の吐露と理解して読み進めた。
    マツリカとキリヒトのふたりの秘め事的なからみはかわいかった。まるでちいさな恋のメロディみたいに。根気が必要だが読んで損のない傑作。

  • 全4巻の内の1巻。山里で暮らす少年キリヒトが王宮の図書館の魔女マツリカの元で働くことになる。文字の読み書きが出来ない一方、優れた聴覚を持っていることを買われた。
    言葉の厚み、豊富な表現が特徴的。古代の水路を探し当てたりしているがなかなか話は動かない。

  • この世界の人々は日本語を使っているという設定でもないのに、わざわざ他の言語のルビがふってある意味がわからない・・・
    例えば、お嬢様と書いてミレディと書いてある等々。なぜお嬢様じゃダメなのか。意味不明。
    冗長なのも良くないと思う。指輪物語なんかも描写がくどいけれど、これは現代の小説だし・・・。
    描写がくどいわりに、人々のいでたちや情景がイマイチ伝わらない。
    短く簡潔にするのも才能。
    いくら難しい漢字使っても、特殊なルビふっても、ねえ・・・

  • タイトルから想像していたよりも話がどんどん大きくなっていって、どこへ向かってるの?という感じ。先が楽しみではある。
    説明の描写が少し回りくどくて長い。その辺は読むのがしんどい。
    言葉と手話についての話がとても興味深かった。

  • マツリカが「言葉」を語る場面が良い。自分の声を持たないからこそ、言葉の本質が見えていたりするのかな、と。
    タイトルに惹かれて思わず購入した一冊。普段あまりファンタジー慣れしていない自分だが、これは読めた。『図書館の魔女』であるマツリカの、意外と普通の女の子っぽい仕草が見え隠れするのも魅力かと。

  • 第一部 山賤ノ里、一ノ谷
    図書館の魔女と手の中の言葉

    1~17 の題は、語り始めの一文をかなで !!

    言葉と手話についての考察が一度読んで?? 二度読んで?
    三度読んで何となく感じた気分。
    キリヒトとマツリカの、たんけん?が何に繋がるのか楽しみです。

  • 1巻はほぼ導入部で先が読めず世界観の把握に苦労したけれど、2巻の後半からぐいぐい惹き込まれて読むスピードも上がって止まらなくなる。
    伏線の貼り方も見事で重厚な読み応えのあるファンタジー。
    言葉が、活字が押し寄せて来る…!!

  • 難しい。でも、面白い。

  • 言葉遊びが難解過ぎな上に物語があまり進まなくて辟易しかけた。
    和装の世界観なのか?と思わせられたがそうでもないらしい。描写に不安定さがみられる

  • 単なるファンタジーだと思って読んだら全然違った。

    鍛治の里に生まれ育ったキリヒトが、王宮の古い図書館に暮らす「高い塔の魔女」に仕えることになる話から始まる。
    ファンタジーによくある、隣国や他国との戦いを軸に、キリヒトが魔女を守りながら戦うという話かと思ったら、とりあえず一巻は違った。
    魔女は口がきけないため、手話などで会話をするのだが、その「手話」や「言葉」とはこういうものだという議論が展開されるが、それが言葉や会話の本質を突いていて、根本的なものを考えさせられる。

    全4巻ということで、今後どのような展開になるかはわからないが、「会話すること」とはどういうことなのか、手話とはどういうものなのかが説明されているので、とても勉強になる。

  • 一巻〜四巻まで一気読みしました。少々言い回しや言語についての話が難しいな…と思っていたら、言語学者の方が書いていると知って納得。しかしだからこそストーリーに深みがありました。

    加えて登場人物も魅力的。マツリカとキリヒトの絡みが年相応で可愛らしく、悶えてました。笑

    久々に2度読みしたいと感じたくらいに良書でした。

  • 何か劇的なことがあるわけでもなく、淡々と話が進んでいくのに、ぐいぐい読んでしまう面白さ。そして文章や言葉が美しい。マツリカの語る、言葉に関しての話がとても印象的。続きも大事に読みたい。

  • まずは序章といったところか。ミツクビの禍々しさを見せつけながら、まったく違った方向に物語が向かってしまったので先が読めない。文字、言葉の観念について登場人物それぞれの理解の仕方が違うので、その説明に時間を割いてるが、どうにもその段にくると、目が滑ってしまい、何が何だかわからなくなる。謀略を巡らせる面々や、新しい手話を作るに至る考えは興味深いしなるほどとなったが、今後楽しめるかどうかは続巻を読まねばわからないようだ。だから星は真ん中。

  • あ、進行が遅い。はぁ、何やら観念的な?ムズカシイ事言ってる。この世界観の状況説明についていくのに必死。ああ、眠くなる。でも私の好きな政争物っぽいしな。マツリカとキリヒトの関係性も気になるしな。とにかく続きで盛り上がることを期待して、続く。

  • 第1巻の5分の4ぐらいまで、全然進まなくて入り込めなくて諦めかける。けど本当に最後から突然話が回転し始めて、2巻に期待しながら進めそう!

  • まだ先は見えないけど世界観はなんか伝わってきた。先が楽しみ

    2016.10.22

  • 話はすごく面白そう!!
    だけど1巻読んでやっと本題に入った感がある笑
    それと「った」で終わる文が多くて少し読みにくかった…。図書館の話だからあえて静かな感じでそうしてるのかもしれないけど!!
    話は面白いから2巻以降も読む~!

  • 圧巻。著者はどれだけの知識をインプットし、ここまでのものをアウトプットしたのか。

    洋の東西を問わない文明史、政治学、言語学、都市開発、もちろん図書館学、他、他……それらを組み合わせて1つの世界、歴史を創ってしまったことに感服。

    とかく文章、表現が、時としてくどいほどに多層的で、それは読みにくさと捉える人もあろうし、実際違和感ある箇所もあるが、久々に辞書(アプリ)片手に知らない言葉の海を漂う楽しさを味わう。

    物語自体はまだ黎明。軸が権謀術策なのか都市探検なのかよく分からないけど、少しずつ読み進めたい。

  • とりあえず、1巻を購入。読み始めた時は、あまりの説明の多さに挫折しかけ、もう続きは読んであげない、と思った。しかし、読み終わる頃にはすっかり魅了されていた。続巻を一息に買い込んだのは言うまでもない。
    朝まで夢中になったのは久しぶり。
    1巻でうんざりした説明は、物語の単なる背景ではなく、後々の話にちゃんと繋がっている。
    文学の議論より話を進めて!と思うところはあったけど、異世界でなく言葉によって創り上げられたファンタジー、素晴らしかった。

  • 2016/9/10 アミーゴ書店Blumer神戸店にて購入。
    2017/3/7〜3/14

    第45回メフィスト賞受賞作ということで、新しい作家さんに挑戦。4巻からなる長大なるファンタジー。独特の世界観で引っ張っていくが、この先いったいどうなるんだろうか。とりあえず、二巻へ。

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図書館の魔女 第一巻 (講談社文庫)の作品紹介

鍛冶の里に生まれ育った少年キリヒトは、王宮の命により、史上最古の図書館に暮らす「高い塔の魔女(ソルシエール)」マツリカに仕えることになる。古今の書物を繙き、数多の言語を操って策を巡らせるがゆえ、「魔女」と恐れられる彼女は、自分の声を持たないうら若き少女だった。超弩級異世界ファンタジー全四巻、ここに始まる!

図書館の魔女 第一巻 (講談社文庫)のKindle版

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