図書館の魔女 第一巻 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3074
感想 : 204
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062933650

感想・レビュー・書評

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  • 難しい言語が使われていて、最初はかなり苦労しました。しかし物語は自分好みで最後の方はその言語が心地良く感じられました。

  • 最初は展開が遅いなと思って読んでたけど、だんだん引き込まれていって、最終的に完全にハマりました!
    とても細かく作り込まれた世界観で、細かな描写の説明も最初はくどいなと思ったけどだんだん必要不可欠なものになっていくところに高田さんの凄さを感じました!

  • 面白いけれど言葉が難しかった。でも文章の流れや漢字からなんとなく想像出来る言葉が多かったので面白く読めました。
    全4巻の1巻目なので、まだ本題には入ってないのかな?前半はキリヒトという少年が図書館で働き始める初日の丸1日の話がほとんど。1日でこのページ数だと全4巻は何日分の話なのだろうか…と思っていたら後半はサクサクと進みました。
    多少の読みにくさは感じるけれど、それよりも話の続きが気になります。2巻目からはどういう風に話は進むんだろう。

  • 山育ちのキリヒトは師の元を離れ、一の谷の「高い塔」に住む、図書館の魔女ことマツリカに仕えることになった。海峡地域の一大勢力である一の谷の政治を左右するほどの実力を持つにもかかわらず、マツリカはキリヒトと同じ年頃の少女だった。キリヒトの使命は、言葉を発することの出来ないマツリカにつき従い、その意思を伝えること。出会ったその日から二人は、一の谷の王宮と議会、辺境領を巡る陰謀、海峡地域に戦乱をもたらそうとする野望の中に投げ込まれる。

    タイトルに惹かれて手に取ったのだが、魔法のないファンタジーだった。丹念に情景を描写してゆくので、初めは物語の展開がもどかしく感じられるかも知れない。その流れに身を任せていると、この世界のイメージが豊かになってきたところで、ストーリーは急速に展開してゆく。全4冊の大長編にもかかわらず、終わってしまうのが残念に感じるほど、面白かった。

  • 序盤の序盤。説明の巻って感じ。
    言葉も難しくて、なかなか読み進められなかったけど、後半は気になる終わり方。
    井戸が今後どう関わってくるのか続きが気になる!

  • 既に内容については皆様が書かれているので、これから読む方への注意点を。

    設定が長い…とにかく細かい。
    しかし、それを読んだものには楽しい物語が待っている。
    そう、第1巻は設定解説編です。

    飽きた?…耐えてください。
    つまらない?…物語は2巻からです。
    言い回しが…慣れます。慣れて!

    この1巻さえ読み終えれば、2〜4巻は物足りないくらい。
    そして、あなたも感想にこう書くであろう。

    「1巻目は耐えて…」

  • キリヒトとマツリカの出会い編ってところでしょうか。2巻に続きます。

  • タイトルに惹かれて。

    物語も言葉も図書館も幼い頃から大好きで、特別。

    登場人物の人間性が見え始めたのが少女マツリカと少年キリヒトが出会ったあたり。

    知識や説明に尽くされる文字数が多く、一巻を読み終わっても人物に対してや物語がどう転がっていくのかわからない部分も多い。

    世界情勢についてもまだ理解が追いついていない部分が多い。何度か読み返す必要がありそう。

    「包丁の歴史」を託され喜ぶキリヒト
    声を持たないマツリカが従者に与える名前
    二人のためだけの指話
    このあたりのシーンが特に好き。

  • 全4巻読了。とても丁寧に書かれていて世界観も良かった。途中あまり自分的に興味がない場面が長々続いたりするけれども、全体を通してみると好きな作品。

  • 好きなストーリーなんだけど、とにかく言葉が難しい!最初は調べながら読んでたけど一向に読み進まず、とりあえず読んで、またいつかちゃんと調べながら読みたいと思います。
    正直途中積読しそうになって、もっとわかりやすい言葉にしてくれたらもっと世界観掴めるかも、とか読みやすいのにとか思ったけど、読み進めるうちに、ひとクセあるのも個性的でいいかなと思うようになりました。と、思うようにしている。

    追記:
    むしろ他の本がすらすら読めるようになった

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著者プロフィール

2013年『図書館の魔女』(第一巻~第四巻)でデビュー。デビュー作が和製ファンタジーの傑作として話題となり、「図書館の魔女シリーズ」は累計32万部を記録。著書に『図書館の魔女 鳥の伝言』(上下)がある。『まほり』は著者初の民俗学ミステリ。

「2022年 『まほり 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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