警視の挑戦 (講談社文庫)

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制作 : 西田 佳子 
  • 講談社 (2017年2月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062934558

警視の挑戦 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  警官であり、オリンピックを目指すボートの選手である女性が殺された。

     イギリスにおけるボート競技の重要性がわかってないと、ちょっとなって感じ。反対にボート知ってる人は、とっても楽しいのだろうな。
     
     ともあれ、きちんと結婚式をあげた二人。
     で、前作で事件の被害者の子供を引き取ったのだけど、子供しかも幼児がいるというだけで、家庭の匂いというかリズムというか、そういうものが湧き上がってくる感じで面白かった。

     事件は、相変わらず地道な捜査と、ひらめきで解決していくのだけど…。
     答えにたどり着きそうなところで、とんだ障害があらわれる。
     そのあたりのキンケイドの毅然とした態度は、すごく恰好いい。
     シリーズが続いている年月が、積み重ねてきたものが出てる気がした。

     …でも、やっぱりボートはわかんないのよ…。

  • シリーズ十四作目。
    前回ダンカンとジェマが結婚し、キッドとトビーを含めた四人家族になるのかと思いきや、事件で一人ぼっちになった女の子をジェマが引き取っていずれ養子縁組したいと思っているところから。
    ジェマが突然父母を失くしたシャーロットのために育児休暇をとって、今度は入れ替わりにダンカンが育児休暇をとる予定の矢先にボートの選手が行方不明騒動から、死亡しているのが見つかったという始まり。
    ボートに詳しくはないものの、イギリスの風景描写と相まって、苦になりませんでした。ヘンリー・ロイヤル・レガッタで調べるとその風景すらも出てきて、このホテルにダンカンは止まったのかと、より小説が面白いです。
    ところが事件の方はどんどん嫌な方向に。
    退職してもなお権力を持つ輩の過去の犯罪に向き合う羽目になったダンカンとカリン。調べていくうちにジェマもメロディすらも巻き込んで全員絶体絶命からのどんでん返し。
    ジェマの活躍は少ないものの、面白かったです。
    このシリーズ好きなので、発行されるたびに訳されてありがたいです。

  • 1993年発表から20年以上続く息の長いシリーズ。今回は伝統のボート競技選手に関連した事件を軸に展開します。ダンカン警視、妻のジェマの仕事仲間、そしてテムズ川捜索救助部隊の人々といずれも魅力的な人々が登場します。イギリス好きの私にはたまらないシリーズです。天気や風景の描写その場にいる気になっています。主人公の家族にも時間の流れが感じられ、そろそろ前作作品を読み直してみたいなあと思っているところです。

  • 1作目からずっと読み続けているシリーズ。
    イギリスが舞台で、毎回すごくイギリスらしい場所やモノやテーマがフィーチャーされる。たとえばこれまでには、ウィスキー(だったかな)醸造所とかアンティークショップとか古文書とかパブとか(うろ覚えで違うかもしれないけどこういう感じのモノ)。今回はボート競技。レガッタっていうやつ。オクスフォードとケンブリッジ大学対抗とか。そして、折々にイギリスっぽい食べ物とか風景とかが描写されて、そういうイギリスっぽさがたまらない。

    でも、この作品がどう、っていうより、こちらの気分なのだけど、どうも最近ミステリにそんなにハマらないという気分があるので、なんとなく深く入れなかったような。謎ときより、もっとボートの話してほしい、とか思ってしまった。

  • キンケイドシリーズ14冊目、レガッタが題材。以前のナロウボートの話(11冊目の『警視の覚悟』)と印象がかぶる。『警視の覚悟』が個人的に高評価だったため、こちらには少々辛めの点を付けたくなる。

  • ストーリーは好きやけど、シリーズ通してキンケイドの魅力が全く分からん。世の男性諸氏はどうなんやろ?

  • 英国警察小説の決定版! シリーズ屈指の結末 五輪出場を目指すボート選手の遺体が、テムズ川で発見された。被害者は、ロンドン警視庁の女性警部。捜査を任されたキンケイド警視は、「新妻」ジェマの協力を得て、事件の核心に迫る。エリートの黒い欲望とは?

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警視の挑戦 (講談社文庫)の作品紹介

オリンピック出場を目指すボート選手の遺体が、テムズ川で発見された。被害者は、ロンドン警視庁の女性警部。容疑者は次々と浮上した。コーチ、前夫、ボート仲間、そして警察幹部。捜査を任されたキンケイド警視は、「新妻」ジェマの協力を得て、事件の核心に迫る。重厚かつ多層的なストーリー。驚愕の結末。

警視の挑戦 (講談社文庫)のKindle版

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