娘飛脚を救え 大江戸秘脚便 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062935555

作品紹介・あらすじ

駿足の若手新次をはじめ、飛脚問屋江戸屋には健脚が揃う。江戸屋の面々に力をつけてくれるのは、隣の料理屋あし屋。だがあし屋の看板娘で娘飛脚に憧れるおみかが、かどわかされてしまう。闇仕事に手を染める商売敵の紅蝙蝠屋が復活したのか? そして身代金二百両を秩父の正丸峠に持ってこいとの付け文が。怒りに燃えるおみかの父親が、かつて鳴らした健脚を披露する。江戸屋の面々総出で、おみかを救い出せるのか!?

感想・レビュー・書評

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  • 第二弾
    今回はデビューしたてのあし屋のおみかが紅蝙蝠屋の残党により誘拐、監禁場所の確定と、身代金の支払い場所?
    協力して無事解決、しかし、背後の黒幕は-幕府を陥れるため、公家方の依頼で?

  • 料理屋「あし屋」の看板娘、おみかは憧れていた「娘飛脚」に。料理とランニングが趣味の倉阪鬼一郎さんの「娘飛脚を救え」2016.12発行です。飛脚の物語だけあってテンポがいいです(^-^)

  • 4

  • 待ってろ、おみか。韋駄天たちは間に合うか?
    料理屋あし屋は、飛脚たちの力の源だ。両親の心配をよそに看板娘のおみかが娘飛脚として走りだしたが、夕闇の湯島でさらわれてしまった。身代金の二百両をかき集め、急げ、江戸屋の飛脚たち! 文庫書下ろし。

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著者プロフィール

1960年、三重県生まれ。
早稲田大学在学中に幻想文学会に参加、分科会の幻想短歌会を主宰。
1987年、短篇集『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)でささやかにデビュー。
1989年、第一歌集『日蝕の鷹、月蝕の蛇』(同上)を刊行。
平成とともに俳句に転向、「豈」同人。句集に『アンドロイド情歌』『悪魔の句集』『怪奇館』など。俳句関連書に『怖い俳句』『元気が出る俳句』『猫俳句パラダイス』などがある。
1998年より専業作家。ホラー、ミステリー、幻想小説など多彩な作品を発表。近年は時代小説の文庫書き下ろしを多く手がけ、オリジナル著書数は130冊を超える。
趣味はマラソン、トライアスロン、囲碁・将棋、油絵、鉄道など。

ホームページ「weird world 3 倉阪鬼一郎の怪しい世界」
http://krany.jugem.jp/

「2017年 『世界の終わり/始まり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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