女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN (講談社文庫)

  • 261人登録
  • 3.71評価
    • (8)
    • (9)
    • (12)
    • (1)
    • (1)
  • 12レビュー
著者 : 森博嗣
  • 講談社 (2017年1月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062935838

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ピエール ルメー...
辻村 深月
平野 啓一郎
村田 沙耶香
三浦 しをん
森見 登美彦
有効な右矢印 無効な右矢印

女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • ジャーナリストのサエバ・ミチルはウォーカロンのロイディと閉ざされたコミュニティにたどり着く。女王に導かれた、貧富の差のないコミュニティは理想郷かと思いきや、「見れば失われ話せば朽ちる」神のもとにある。

    面白かった。森博嗣らしいぶっ飛んだ設定で、かっこよかった。

  • 【あらすじ】
    2113年の世界。小型飛行機で見知らぬ土地に不時着したミチルと、同行していたロイディは、森の中で孤絶した城砦都市に辿り着く。それは女王デボウ・スホに統治された、楽園のような小世界だった。しかし、祝祭の夜に起きた殺人事件をきっかけに、完璧なはずの都市に隠された秘密とミチルの過去は呼応しあい、やがて―。神の意志と人間の尊厳の相克を描く、森ミステリィの新境地。

    【感想】

  • 旅の途中で道に迷ったサエバ・ミチルとウォーカロンのロイディは、高い城壁に囲まれた街に辿りつく。高貴な美しさを持つ女王、デボウ・スホの統治の下、百年の間、完全に閉ざされていたその街で殺人が起きる。時は2113年、謎と秘密に満ちた壮大な密室を舞台に生と死の本質に迫る、伝説の百年シリーズ第一作。

  • 森博嗣の世界、奥が深い…
    ちゃんとしたシリーズものはWシリーズが初めてだったので、いまいちわかっていなかったのだけれど、もしかして、どのシリーズも、どこかでつながっていたり、するのか…?

  • 小説を衝動買いするという経験が今まであまりなかったと思うが、この作品はこの装丁に強く惹かれて手に取った。
    終始靄がかかったような感覚だった。価値観というか、社会通念が違いすぎる社会に迷い込んだ気分てこんな感じか。
    シリーズモノのようなので、続編も読んで…みるかどうかはなんともいえないかなぁ。

  • 百年シリーズは本作も「迷宮百年の睡魔」もコミックで読んで原作はまあそのうちにと、後回しにしていた。
    「彼女は一人で歩くのか」から始まるWシリーズにデボラの名が出てきたり、殊に赤目が出てきたりと、これはちゃんと百年シリーズを読まなければと手に取る。

    結構厚みがあり、読み応えがあったが、森先生の静謐な文章をじっくり味わった。
    コミックの印象では現世と遠い世界でよっぽど未来のことだと思ってた。本作を読むと2113年とあるし、ウォーカロンは人工的に生まれた人間でなく、やや旧タイプのロボット。Wシリーズとの時間軸での関係はどうなんだろう。

    本作もWシリーズも生きることがテーマになっているんじゃないかと思う。
    「ものではない。集積したメモリと、そこに行き交う信号、その処理のシステムです。」
    ならば、肉体は無くても、システムさえあれば生きられるのか。

    さあ、「迷宮百年の睡魔」、「赤目姫の潮解」も読まなければね。

  • 世界観がすごい。想像力の無い私には少し難しかった。

  • ★4.0
    プロローグでは少し取っ付き難い印象を受けたけれど、ふと気付いたら、その世界観にすっかり魅了されていた。どことなく居心地が悪いのに嫌いじゃない、厳かで不思議な街、ルナティック・シティ。そこで暮らす人たちと、問題を投げかける異物となるミチルとロイディ。中でも、宗教的ではあるものの、生と死の概念の違いが興味深かった。また、男と女、人間と機械という相対するものの描写が曖昧で、ミチルがミチルである理由を知った時、思わず感嘆の声が漏れそうになった。シリーズ物なので、またミチルとロイディに会える日が楽しみ。

  • 森博嗣さん、流石です!

    たった一枚の写真から、これほどの世界を描くとは。
    素晴らしい。
    あっという間に読了しました。

    虚構のようで現実のようで、未来のようで現在のようで・・・曖昧な出来事や曖昧な思考が曖昧なまま進んでいく世界。

    生と死、脳と身体、思想、信念、文明、記憶・・・

    私には、いつも漠然と考えていることがあるのですが、それらには正確な答えはなくて、あらゆる可能性があって、決してひとつではなくて・・・

    そんな、あれこれが詰まった一冊でした。

    そして私の期待は最後まで、
    決して裏切られることはありませんでした。


    読み終えたばかりで少々興奮気味の感想のため、落ち着いたらまた追記するかもしれません(笑)

  • シリーズ第1作。
    単行本が出たのは随分前だったが、読み返してみるとかなりの部分を覚えていた。すっかり忘れている本と、そうでない本の差って何なんだろう……。

  • なんだこれすごい。ぜんっぜん先が読めなかった。というか思考が追いつかなかった。森さんはほんとにすごい人だな。この一枚の写真からこのストーリーを生み出したのだろうか。。。。ラストがまた良い。

  • まさに圧巻。伝説の百年シリーズ第一作! 旅の途中で道に迷ったサエバ・ミチルとウォーカロンのロイディは、高い城壁に囲まれた街に辿りつく。高貴な美しさをもつ女王、デボウ・スホの統治の下、百年の間、完全に閉ざされていたその街で殺人が起きる。

全12件中 1 - 12件を表示

女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN (講談社文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN (講談社文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN (講談社文庫)の作品紹介

旅の途中で道に迷ったサエバ・ミチルとウォーカロンのロイディは、高い城壁に囲まれた街に辿りつく。高貴な美しさを持つ女王、デボウ・スホの統治の下、百年の間、完全に閉ざされていたその街で殺人が起きる。時は2113年、謎と秘密に満ちた壮大な密室を舞台に生と死の本質に迫る、伝説の百年シリーズ第一作。

女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN (講談社文庫)はこんな本です

女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN (講談社文庫)の新書

女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN (講談社文庫)の文庫

女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN (講談社文庫)のKindle版

ツイートする