リバース (講談社文庫)

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著者 : 湊かなえ
  • 講談社 (2017年3月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062935869

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リバース (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 冴えない主人公、深瀬から見た世界の描写が卑屈で、こーゆー人とは仲良くなれないなぁ、と思った。ただ共感できるところもある。うがった見方をしがちなところとか。
    相変わらず読了感がモヤモヤ。湊かなえの本はいつもこう。過程を楽しむ。だまされ感を楽しむ。

  • あっという間に読み終えました。ラストの1文には驚きましたが、よくよく考えてみるとそれが原因なのかははっきりしていないところだと思います。解説の方も書いてありましたが、主人公にとってはここからどうしていくかが苦悩する部分なのだと思います。読後感は悪くなく、広沢くんはどんな人物だったのかとあれこれ想像しながら読んでいました。自分も周囲に広沢くんがいたらおそらく好感を持って接していたと思います。

    ただこの作者さんが書く物語には独特の粘っこい空気感を感じます。大学時代の旅行なんかはこれから何が起こるんだろうと気にしながら読んでいたので、楽しいというよりも不穏な空気を漂わせながら読まされました。広沢くんの亡くなり方が殺人ではなく平凡な大学生にも起こり得るような事故であったことも、リアリティを生む要因だったと思います。物語としては特別な展開も少なかったんですが、構成と心理描写によって十分に楽しむことが出来た作品でした。

  • ドラマが面白いと聞き、それならいっそ原作をと読み始めたらとても面白くてあっという間に読了。
    えっ、こう来るか?という驚き。

    個人的にこの方の小説はどれもハズレがないのです。
    モヤモヤした気持ちになりながらも目が離せない。
    「高校入試」も「Nのために」もそうでした。

  • テレビを観たあとにムスメから借りて読了。毎週楽しみにしてたドラマで、原作を読み終わったムスメからの「教えてやろか?」を頑なに断ってよかった!原作も良いけど、ドラマの脚本も良くて比べる楽しさがありました。

  • 深瀬の言い訳じみた心の中のコメントがとても多く、またそのキャラもついていけなかった。でもストーリー全体は読ませてくれました

  • ドラマと並行して読んでいたので
    違う描写の部分は読みにくかったが
    ストーリーとしては楽しめるものだった。
    コーヒーが飲みたくなる一冊。

  • ドラマ見てなかったけど楽しめた。最後はまさか…だった。真実を知った主人公の今後は?ミステリーだけじゃなく、人間性についても考えさせられた。自分の学生時代も振り返りながら。奥深い話だった。

  • Very unique way of writing. The author had made up story from very last sentences ! It's kind of "bad" aftertaste story, however still enjoyable.(マサト)

  • 湊かなえの本は「告白」以来に読みました。
    この本も中に盛り込まれているテーマは、告白と似ているなと思いました。
    売れている作家さんなので、これを書きたいと心の底から思うテーマが次から次へと出て来るものではないのでしょう。
    読みやすかったですが、表現を凝ろうとしている文章が少し気になりました。

  • 湊かなえの作品は好きなので、ドラマは見ずに本だけ。

    人生、こういうことってあるよね。
    良かれと思ってしたことが、回り回って…というようなこと。。

    そんなことを思いながら、最後、本を閉じた。

    登場人物それぞれ、広沢も含めて…よく個性がわかるように書かれていて、さすがと思った。

    広沢の地元の同級生たちに会いに行くあたりは、少し退屈な気がしたけれど。

  • 思ったよりもエグい展開にはならず、悲しい出来事だったなと思いながら最後まで読みきった。

  • 主人公が「自分は他の連中ほどワルじゃない」と思ってるようなところにイライラしながら読んでいたので意外な結末にザマーミロと思った。

  • ドラマで犯人が分かったため、その状態で本を読んでみたいと思い購入。
    少しずつ話は違うけど、深瀬の所謂陰キャだという自覚を持ちながら生きてきて、考え方や心情が細かく書かれていたところは小説でならではだと思った。
    犯人が分かっていても、なお最後のページはゾッとしてしまう…

  • あらゆる所に伏線があり、最後の一行に、全てが凝縮されていました。
    「深瀬和久は人殺しだ」との告発状に始まるサスペンスミステリー。
    現在、テレビドラマ化され、放映もされていますが、小説とはまた違った形で楽しめます。音楽もピッタリ合っているかと思います。
    表題の「リバース」には、逆転や再生の意味があるとか。
    今後の深瀬の生き方に興味が出ます。






  • 『深瀬和久はは人殺しだ』から始まる物語。
    いつ、何が起こるのかソワソワしながら夢中になって読んだ。
    コーヒー豆がかわいらしい表紙の本、でも、やっぱり内容はイヤミスだった‼︎日常を忘れて夢中になれる読書ってやっぱり面白いなぁと思えた一冊。

  • 内面の描き方がうまいと思いました。

  • 最後の一文でゾワゾワ。。
    犯人が誰かは物語の中盤でなんとなく察しがついていただけに、なるほどそうきたか〜!と。
    珍しく良い感じに終わりそうだったのに、さすがの一言です。

  • 現在ドラマを観ていて、原作と結構違うという事だったから読んでみた。
    確かに細かい所というより、かなりキーになる部分も違っており、これはこれで面白い。
    ただ、ドラマの方がさらに展開が多い為、どちらかというと原作を読んでドラマを観た方が良いかも。

    どちらにしても原作もドラマもどちらも面白い。

  • ドラマを見始めたら犯人が気になってたまらなくなり購入。まさかの犯人にびっくり。
    さすが湊さん、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読みきりました。
    スクールカーストの嫌な雰囲気は懐かしさを感じました。

  • 主人公の過去を告発する文書が届いたことをきっかけに始まる告発者探し。
    主人公は陰気で消極的だが、妙に身につまされるものがあり、絶妙な居心地の悪さを感じた。中高時代、たしかに同じような嫉妬心や劣等感を持っていたような気がする。
    告発者の正体は物語中盤でおよその察しがつくが、最後の1ページに作者特有の毒が盛られている。

  • 読書は得意なほうではないですが、ドラマの先が気になり購入しました。
    真実を知った後、そこにたどり着くまでにしてきたことを踏まえてどうなるのか想像してしまいます。
    知ろうとする事って大切だけど、同時に残酷だなという感想でした。主人公にも好感が持てました。面白かったです。

  • 最後でビックリ面白い

  • 最後の一行に全てが。それまでのぞわぞわ感本当にありがとうございました。

  • 図書館で。単行本で読んでましたが、ドラマ化を機に再読。あれ?読んだ?と思う程忘れてる!(忘れやすいのです)なので、新鮮にハラハラ出来ました。解説に書かれていた「主人公が実は真犯人で、そのことに当人が気付くのは最後の場面」というテーマを受け湊さんが書かれた「リバース」。二転三転していく物語でこういう結末かぁと、頭を抱えたくなっちゃいます。あー、どうしよ。ドラマも終盤ですね、ハラハラしながらドラマ版も見届けたいです。広島の島の出身の湊さんらしく、物語の背景で遠い故郷を思い起こさせてくれるような描写が今回も好きでした。

  • 伏線がかなりあからさまに張ってあったので、途中からオチはわかってた。
    でもそれを持ってくるかな~、と半信半疑ではあったけど。
    「告白」もそうだったけど、それって「効き目」あるのかな? 牛乳に混ぜたHIVウィルス。蜂蜜に入った蕎麦粉の成分。蕎麦アレルギーって、蕎麦「粉」に反応するんじゃないのかなぁ? 専門的なことはよくわからないけど。話としては面白いけど。

    あと、ミステリーの「犯人」についてよく言われるのは、犯人には3つのパターンしかなくて、
    ・登場人物の一人
    ・探偵(語り手)
    ・読者
    のいずれかなんだそうだけど、どんなに手の込んだミステリーでも、ほとんどの犯人は「登場人物の一人」で、「探偵(語り手)」が犯人だったのはアガサ・クリスティーの「アクロイド殺人事件」が知られるのみ。
    (「読者」が犯人、というのはさすがにないらしい)

    湊さんはこの本で「探偵(語り手)」が犯人、っていうのをやってみたかったんだと思う。
    うーん。確かに犯人ではあるわな。
    いつか「読者が犯人」ってのを書いてほしい。

    あと、本筋とは関係ないけど、主人公が人間関係に細かく反応するのがイライラした。5人いて「3対2」とか「4対1」とか。男の子でもそういうこと気にするんだね。まあ、それも仕掛けなんだろうけど。

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リバース (講談社文庫)の作品紹介

深瀬和久は平凡なサラリーマン。唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れる事だ。そんな深瀬が自宅以外でリラックスできる場所といえば、自宅近所にあるクローバーコーヒーだった。ある日、深瀬はそこで、越智美穂子という女性と出会う。その後何度か店で会ううちに、付き合うようになる。淡々とした日々が急に華やぎはじめ、未来のことも考え始めた矢先、美穂子にある告発文が届く。そこには「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていた――。何のことかと詰め寄る美穂子。深瀬には、人には隠していたある”闇”があった。それをついに明かさねばならない時が来てしまったのかと、懊悩する。


『夜行観覧車』、『Nのために』のスタッフが結集し、『リバース』も2017年4月、ドラマ化!


主人公の深瀬和久には藤原竜也さん。
恋人役には戸田恵梨香さん。
深瀬の親友、広沢由樹には小池徹平さん。
深瀬の大学時代のゼミ仲間には市原隼人さん、玉森裕太さん、三浦貴大さん。
そしてドラマだけの登場人物、村井の妹には門脇麦さん。


今をときめく役者陣がおくる、ヒューマンミステリーです。


小説とドラマ。
それぞれ、違った味わいをもった作品となっています!
ぜひ、双方を存分にご堪能下さい。

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